誕生日は自動車保険の見直しタイミング!? 保険料を安くする「年齢条件」とは

「年齢条件」設定で保険料は安くなる? 誕生日に自動車保険を見直してみよう [拡大する]

「年齢条件」設定で保険料は安くなる? 誕生日に自動車保険を見直してみよう

 家計の固定費としてのしかかる保険料は、できるだけ安くしたいもの。自動車保険では、運転する人の「年齢条件」を設定することで割引を受けられる仕組みがある。「年齢条件」の設定による割引の仕組みと、上手に割引を受けるためのポイントを確認しよう。

▼「年齢条件」とは?

 自動車保険では、契約の車を運転する人のなかで保険の補償対象となる人を年齢によって限定することができる。これが「年齢条件を設定する」ということだ。

 年齢の区分は「21歳以上限定」「26歳以上限定」「30歳以上限定」のほか、保険会社によって「35歳以上限定」などもある。一般的には、限定する年齢が若いほど事故のリスクが高いとされているため、保険料は高い。ただし、最も保険料が高い区分は、年齢条件を設定しない「年齢を問わず補償」である。

 利用状況に合わせて年齢条件の設定をすることで、保険料を安くできるのだ。

▼年齢条件の設定の仕方とポイント

 年齢条件を設定する場合は、契約の車を運転する人の中で、最も若い人の年齢に合わせて設定すればよい。

 ただし、「記名被保険者(主に車を運転する人)又はその配偶者の別居の未婚の子」については、年齢に関わらず補償してくれる。たとえば、子が大学に通うため別居している場合だ。夫婦の使用する自動車に、この別居の子が帰省時に乗るとしても、夫婦の年齢に合わせて年齢条件を設定すればよい。子の年齢に関わらず、別居の未婚の子が運転して起こした事故も補償の対象となる。

 同様に、知人や友人も年齢に関わらず補償してくれる。そのため、年齢条件の範囲外の友人が運転して起こした事故の際でも補償を受けられる。ただし、この場合、友人や知人が起こした事故であっても自身の保険で補償することになるため、次回の契約更新時に保険料が高くなる点は留意しておこう。

▼年齢条件見直しのタイミング

 契約の車を運転する人のなかで最も若い人が誕生日を迎えて、次の年齢区分に入れる場合は、年齢条件を変更するタイミングだ。例えば、25歳から26歳になったときは、これまでの「21歳以上限定」から「26歳以上限定」に変更できる。年齢区分が上がるため、今までよりも割引率が大きくなる。

 ここで気をつけたいことは、自動車保険会社が誕生日を把握して、自動で年齢条件の設定をしてくれることはないため、年齢条件は自身で申し出をしない限り変更されない点だ。また、「さかのぼって年齢条件を設定したい」ということはできないため、支払った保険料は返金されない。21歳、26歳、30歳、35歳など、該当の年齢条件区分を迎えたときには保険会社に連絡すると覚えておこう。

 「年齢条件」は自動車保険の保険料を安くするのに有効な手段だ。子どもが別居した、誕生日を迎えたなど、利用者の状況やライフスタイルが変わった場合は見直しのタイミング。契約満了時に限らず、見直しのタイミングを逃さないようにしよう。

<記事/松原季恵(マイアドバイザー登録FP)>
CFP(R)、銀行、損害保険会社での勤務経験を経て、FPとなる。生損保商品や住宅ローンに詳しく、現在は執筆・セミナー・相談を通じてお客様サイドに立った情報提供をしている。

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