2017年07月06日 09時30分

“若者たちが欲しい車” 総合1位「プリウス」に合う自動車保険とは

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トヨタ「プリウス」に最適な自動車保険とは? 購入前に確認しておこう

 ソニー損害保険が2017年1月に発表した「2017年 新成人のカーライフ意識調査」によると、“新成人が欲しい車”総合1位として、トヨタ『プリウス』が返り咲いた。昨年1位だったトヨタ『アクア』からの奪還となる。若者が支持をする車は、世間的にも人気の車ばかり。そこで、若者が自動車購入を考えたとき、お財布事情も踏まえて自動車保険はどうあるべきなのか、考えてみよう。

■人気車ゆえに盗難など事故率も高めに

 プリウスは、日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名別順位2017年」による販売台数で、1月から5月の上位3位以内に常にランクインしている人気ぶりだ。だが、人気となり、乗る人の数が増えれば、事故に関わる確率も増えてしまうもの。日本損害保険協会による「第18回自動車盗難事故実態調査」によると、3年連続でワースト1位がプリウスとなった。自動車保険は、その用途や車種、年齢条件、事故歴などのリスク差異に応じた、保険料区分を設けている。この調査は、保険金を支払った事案を対象に実態調査したものなので、この件数が増えれば自動車保険料(車両保険料)は高くなる傾向にある。

■新車の購入予算は平均181万円

 若者が車を購入する際の予算は、男女含めた全体で100万円超が半分を占めており、購入予算の平均額が181万円となっていた。予算51万円〜100万円層が26.1%と最も多いのだが、次いで201万円以上(23.7%)という予算を考えている人たちがいることから考えると、車を購入するなら、購入資金は事前にきちんと用意したい、そして納得できる車を選びたい、という意識が働いているようだ。

■基本補償にプラス車両保険も検討

 では、愛車に対する自動車保険はどう考えるべきか。基本補償となる対人賠償保険・対物賠償保険(+人身傷害補償保険)に、車両保険を付加したいところだ。車両保険を付加すると、自動車保険料全体がどうしても高くなりがち。しかしながら、自分の過失によって発生した偶然な事故などを考えると、運転免許を取得したばかりであったり、運転に不慣れである時期に、単独の事故は全くないとは言い切れない。

 また車両保険は、交通事故以外の「偶然な事故」も補償対象となる。例えば、衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高潮など、偶然な事故も対象となるケースが多い。

 車をしっかり選ぶなら、自動車保険の補償も検討したいところだ。車を購入する際は、車両保険を3〜5年はしっかり付加しておくなど、計画的に備えよう。

【文/竹谷希美子】
金融専門の編集・制作プロダクションSAKU株式会社代表。http://www.saku-life.jp/

【監修/SAKU】

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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