2017年09月04日 09時20分

工夫次第で適用に? 自動車保険の“誰でも使える割引”

多少工夫するだけで誰でも適用される自動車保険の割引を紹介 [拡大する]

多少工夫するだけで誰でも適用される自動車保険の割引を紹介

 ゴールド免許割引、エコカー割引、セカンドカー割引など、自動車保険には割引が多くある。だが、ゴールド免許割引は「記名被保険者が保険始期時点でゴールド免許であること」、エコカー割引は「加入車両が低燃費・低公害・低排出ガス車などの環境問題に配慮した自動車であること」といった具合に、割引を適用するには条件がある。ドライバーや車が条件に合致しなければ割引は適用されない。しかし、ドライバーや車のスペックに関わらず、多少工夫するだけで誰でも適用される割引もある。

■満期日より早めに契約する「早期契約割引」

 満期日の30〜50日前までに契約手続きを完了すれば割引適用となる。これは、保険会社が更新時期を見越して早めの契約完了を行い、顧客を確保しようとする割引。約500円程度が割引となる。継続、他社から移った契約でも可となる。

■ネットで手続きを完了させる「インターネット割引」

 インターネット上で手続きを完了した場合に適用される。実施している会社も多く、最大で1万円割引となる。継続はもちろん、他社から移った契約でも可となる。書面で手続きをしているなら、インターネット1本に切り替えれば、お得になる。

■コストダウンでお得になる「証券不発行割引」

 ダイレクト系では保険証券を発行しない「証券不発行」にすると割引とする会社もある。契約者は保険の中身をウェブ上のマイページで確認する。こちらを選択するだけで約500円程度の割引となる。

 これらの割引はドライバー、車両の割引と一緒に使うことも可能だ。ぜひ併用してオトクに保険に加入したい。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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