2017年10月31日 11時50分

スマホやコンビニから申込可能 “1日自動車保険”とは

秋のドライブを楽しみたい人に便利 1日自動車保険を紹介 [拡大する]

秋のドライブを楽しみたい人に便利 1日自動車保険を紹介

 自動車免許証を取得したら、友人とドライブに行くのに親の車を使うこともあるだろう。また、友人の所有する車や一時的に帰省した際の実家の車を運転する機会もある。秋の行楽シーズンにちょっと車を拝借して日帰りドライブ、というとき、1日自動車保険が便利だ。

■対象はどこまで? 気をつけるポイントは…

 1日自動車保険の1日とは、保険責任開始時刻から24時間という意味だ。丸々1日分を補償してくれるわけだ。しかし、対象となる車はどれでもオッケーということではない。運転者本人・その配偶者(記名被保険者)、法人が所有する車およびレンタカーとカーシェアリングの車は対象外となる。また、運転者である“臨時被保険者”を追加する場合は、追加する人とその配偶者が所有する車も対象外となる。

 利用にあたっては、運転者の事前登録が必要だ。1台の自動車を複数人で運転するときもあると思うが、運転者本人(記名被保険者)のほかに運転者(臨時被保険者)は最大3名まで追加で申し込めるところもある。

 気を付けたいのが、友人に自分の車を運転してもらうケースだ。自分のスマートフォンから友人の事前登録及び加入手続きはできないところが多い。できるのは本人とその家族(2親等以内)の分までだ。

■保険料と補償の中身は…

 ある保険会社の提示する保険料についてみてみると、24時間500円からで、車両補償ありプラン24時間1500円(スタンダード)、さらに車両補償ありプラン24時間1800円(プレミアム)の3つのプランがラインナップしている。

 気になる補償内容は、基本補償(賠償、自身と同乗者、各種アシスト)と、車両補償ありプラン24時間1500円(スタンダード)には車両補償がプラス、24時間1800円(プレミアム)には車両補償と弁護士費用特約がプラスされている。選ぶポイントは車両補償を付帯するかどうかだ。基本的な対人・対物賠償責任保険は無制限に設定されているので安心だ。

■コンビニからも手続き可能

 手続きはスマートフォンで完結できるので、店舗に出向く手間もなく思い立ったらすぐに申込することができる。利用した保険料は、スマートフォンの料金と合わせて請求される。手元のスマートフォンから申込みができない場合は、セブン‐イレブンなどから手続きができるサービスもあるので便利。マルチコピー機で簡単に24時間365日いつでも可能だ(メンテナンス停止時間、およびマルチコピー機がない店舗を除く)。保険料は、現金もしくはnanacoでレジ決済できる。さらに、事前にネット予約登録すると店舗での手続き時間が短縮できる。

 面倒な書類の提出もなく、スマートフォンやコンビニから申込手続きができるのが一番の魅力だろう。安心して秋のドライブを楽しむためにも、1日自動車保険は検討する価値はありそうだ。

<文/竹谷希美子(ファイナンシャル・プランナーCFP)>
【監修/SAKU】

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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