2017年11月04日 09時20分

視線のみで運転!? 近未来の運転を体験できる『東京モーターショー2017』

体験型プログラム「THE MAZE」/『第45回東京モーターショー2017』/11月5日(日)まで [拡大する]

体験型プログラム「THE MAZE」/『第45回東京モーターショー2017』/11月5日(日)まで

 近年“体感できるゲーム”として話題になっているVR(バーチャルリアリティー)。ゴーグルのような機器を頭部に装着することで、360度の映像をみることでバーチャル空間にいるような体験できる。現在、11月5日(日)まで東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催している自動車の祭典『第45回東京モーターショー2017』でも、多くのブースに登場。視線を動かすだけでバーチャルの世界での運転体験できるブースなど、いくつかおすすめを紹介する。

■視線を動かすだけ運転できる体験型プログラム「THE MAZE」

 主催者展示エリアである「TOKYO CONNECTED LAB 2017」には、VRゴーグルを装着すると、誰もが想像するような未来都市の中、視線を動かすだけで自分の運転している車を自由に動かすことができる体験型プログラム「THE MAZE」が登場。

 基本は自動運転なので、直線走行中は全方位を自由に未来の景色を楽しむことができる。分かれ道がくるたびに、視線を向け行きたい方向に進むが、なかなかゴールとなるタワーまでは到着できない。その爽快感は格別で、車のエネルギーがなくなると、道路途中にあるエネルギーステーションに入り、エネルギーを回復するなど遊び心も満点。何度でも挑戦したいと思わせるコンテンツだ。

■各社ブースでも新たな技術を体験

 日立金属の体験コーナーでは、VRゴーグルを着用しながらゲームのようにハンドルやアクセル、ブレーキを自ら操縦を楽しめる。電動自動車に貢献する同社の技術に関するクイズに答えることが出来れば、レースを有利に運ぶことができる、という技術を学びながら遊べる仕様となっている。

 ほかにもOMRONブースでは、ゲームセンターにあるようなブースの運転席に座ると、ハンドルの前面に設置した“ドライバー見守り車載センサー”が自分の顔の状態を感知するという体験ができる。居眠りや急病などで目を閉じた状態が長く続いたり、ほかの方向を向くなど、運転にふさわしくないと判断できる状況になると、運転している自動車が自動的に左側の路肩に幅寄せをし、停止するというシステムだ。まさに“近未来カー”にふさわしいプログラムを体感できる。

 このような体験型のコンテンツが数多く出展された今回の『『第45回東京モーターショー2017』は、まさに最新のテーマパーク。クルマに興味がなくても家族で楽しめる自動車の祭典となっている。

(文:今泉)

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