自動車保険の名義変更の仕組みと注意点とは

  • 【画像】名義変更の仕組みと注意点

 車を運転する際に欠かせないのが自動車保険。そんな自動車保険では、実は“名義”がとても大事になってきます。名義変更が必要なタイミングを知っておかなければなりませんし、そもそも名義変更にはどのような書類や手続きが必要になるのかも知っておきたいところです。

 また、車を手放す場合や、保険会社を変更する際にも名義変更手続きには注意が必要です。保険には「等級」という制度があり、自動車保険の名義変更に等級も関わってきます。

 ここでは、自動車保険の名義変更手続きについて詳しく解説していきます。いろいろな事例も併せてご紹介していきますので、なにかあったときに困らないためにも理解を深めておきましょう。

自動車保険の名義変更が必要になるタイミングって?

 名義変更をしなければならないタイミングとして代表的なものが、“車を譲り受けたとき”です。親から子どもへ車を譲る場合も考えられますし、友人や知人の不要になった車を譲り受けた場合も考えられます。このような場合、早急に名義変更をしておかなければ、ゆくゆくトラブルになってしまう可能性があるので気をつけましょう。また、結婚をして姓が変わる際にも、自動車保険の名義変更手続きをする必要があります。離婚も同様に、姓の変更があった際は必ず名義変更を行うようにしましょう。

 その他に、契約している人が亡くなってしまった場合にも、名義変更手続きをする必要があります。この場合、本人から連絡することはできませんので、親族が保険会社へ連絡することになります。名義変更を行う場合は、同居している親族であれば等級を引き継ぐことが可能ですが、年齢条件を一度確認しましょう。年齢条件の適応範囲によっては、保険料が大きく変わってきます。

 このように、自動車保険の名義変更が必要になるタイミングは意外とたくさんあります。機を逃すと損をする場合が多いですから、タイミングを逃さずに名義変更をしましょう。

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車の等級と名義変更の関係

 自動車保険には「等級」という制度があります。もしも、車の名義が親である場合には、その車を譲り受けた子どもが親の等級を引き継ぐことができます。ただし、これは同居している場合に限ります。同居の親族のみ等級を継承できるという決まりがありますので、別居を開始してしまってから名義変更を行った場合、親の等級を引き継ぐことは不可能になってしまいます。この場合は、まずは親名義の自動車保険を解約する必要があります。その後に子どもが新規で自動車保険を契約するという流れになります。新規契約の場合は、等級はすでにほかの車での契約がない限り、スタート時点である6等級になってしまいます。等級が低いとそれだけ保険料も割高になってしまいますので、名義変更と等級は深い関係があるということを覚えておきましょう。

 名義変更を行わずにそのまま子どもが親名義の自動車保険で車に乗り続けていた場合、事故などで保険会社と連絡を取った際に大きなリスクを負うことになります。なぜならば、「その時は子どもに運転させていた」「子どもに車を貸している」というようなことを保険会社に話すと、保険会社から注意を受けることになるからです。車を譲り受けた際は、すみやかに名義変更を行いましょう。

自動車保険の名義変更にはどんな書類が必要になるの?

 実際に自動車保険の名義変更手続きを行う際に、どのような書類を集める必要があるのでしょうか。

 まずは、名義変更が必要になったら自動車保険会社と連絡を取りましょう。保険会社から、名義変更に必要な書類を送付してもらえます。保険会社によって様式はさまざまです。問い合わせ後、郵送されてきた名義変更用の書類に必要事項を記入しましょう。その書類を保険会社に返送する際に、添付する書類があります。それが運転免許証などの本人確認書類のコピーや、住民票などの書類になります。引っ越しや結婚等で姓が変わる際は、運転免許証の裏面のコピーも忘れずに行いましょう。

 また、「名義変更」が出来る期間は「7日」という決まりがあります。保険解約日から8日以上過ぎてしまった場合、名義変更はできなくなってしまうので、手続きが間に合わないと思ったら、自動車保険会社に忘れずに「中断証明書」を発行してもらいましょう。中断証明書があれば、解約日を過ぎたあとでも名義変更や等級の引継ぎを行えます。

 保険の解約をしてしまってから子どもに車を譲ろうとした夫婦が、等級を引き継ぐことが出来なかった…という失敗談をよく聞きます。自動車保険が不要になったと感じても、すぐに解約してしまわずに「中断証明書」を発行してもらいましょう。もしも違う会社の保険に加入することになった場合、中断証明書が効力を発揮します。

 深く考えずに適当に放置してしまったり、簡単に解約したりと失敗も多い自動車保険。しかし、名義変更を正しいタイミングで行えば、等級を引き継ぐことができて、得をすることも。手続きそのものも煩雑なものはなく、基本的に保険会社からの書面と本人確認書類で行えるので簡単です。

 契約者の死去や子どもの独立、自身の結婚といったライフイベントの際には、自動車保険の名義も関わってきます。安心して運転を楽しむためにも、名義人をチェックすると共に、保険内容や適応範囲もライフイベント毎に見直していきましょう。そして自動車保険の名義変更は、タイミングを逃さず適切に行うことが大切です。

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