短期間だけ運転するときに、入りやすい自動車保険は?

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 自動車保険は、基本的に年単位で加入する保険です。しかし、1年以内に長期の海外出張が決まっている場合や、車を手放すことを検討している場合は、年間契約をする意味はありません。また、友人の車を短期間だけ借用したい場合など、短期間だけ自動保険を利用したい場合もあるでしょう。

 このようなケースで1年分の保険料を支払うのは、経済的とはいえません。そこで、短期間、一時的に運転するとき適した保険について、どんな保険や方法があるか、その場合の手続き方法や、お得な加入の仕方などについてご紹介します。

自動車を1年以内に手放すとき

 自動車保険の加入は、原則として年単位となっています。しかし、実際には、契約者が運転免許証を返納してしまったり、自動車が廃車になったりと、契約の途中で保険が必要なくなることがあります。そのため、自動車保険の契約が不要になったときは、「解約」することができます。

 つまり、最初から「1ヵ月」といった短期間で自動車保険に加入をすることはできなくても、必要な期間だけ加入し、あとで不要になったら契約を解除できるのです。

自動車保険に短期間だけ加入したい場合のお得な方法

 自動車保険に短期間だけ加入したい場合は、代理店から保険に加入することをおすすめします。なぜなら、代理店から保険に加入する場合、月ごとの分割払いができるのです。月払で保険料を支払うと、年払を選択した場合よりも、一般的に5%ほど保険料が高くなってしまいます。しかし、月払であれば、解約したあとの保険料を支払う必要がないのです。

 一方、ダイレクト型の保険会社は、一部の会社で取り扱いはありますが、年払での契約がメインです。もちろん、年払で契約したとしても、途中で解約をすれば、残りの期間に応じて返金されます。しかし、年払した保険料を解約した場合、残り期間分の保険料が、全額戻るわけではないのです。

 仮に、同じ保険会社で、同じ内容の自動車保険に加入した場合でも、年払を途中解約して返金してもらうよりも、最初から月払にしておいたほうがお得になるケースが多くなります。したがって、代理店を通して分割払いをするのが、短期間保険に加入したい場合に最適ということになります。

 ただし、これはあくまでも同じ保険会社、同じ保険内容で比較した場合です。自動車保険の保険料は保険会社によって変わるため、安い保険会社で年払契約をして解約した場合と、高い保険会社で月払契約をした場合では、短期間で途中解約をする際に、確実に月払のほうが安いとは限りません。

 一番安い方法を選びたいという場合は、いくつかの保険会社で見積もりを取って比較しましょう。

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クレジットカードの分割払いに注意!

 「保険料を年払ではなく月払にしたい」という場合、クレジットカードでの分割払いをすすめられるケースがあるかもしれません。また、自分でクレジットカードでの分割払いを選ぶ方もいるでしょう。

 ところが、「保険料の月払」と「クレジットカードの分割払い(12ヵ月払い)」は、どちらも毎月一定金額が引き落とされるという点では同じですが、その内容は大きく異なっています。

 保険料の月払は、保険会社に支払う保険料を毎月納める方法です。しかし、クレジットカードの分割払いを選択した場合は、1年分の保険料がクレジットカード会社から保険会社へ支払われ、その後、契約者がクレジットカード会社へ保険料を分割で支払うことになるのです。ですから、クレジットカードで分割払いを選択した場合、たとえ1ヵ月で保険を解約したとしても、保険料の支払いはストップされません。もちろん、保険会社からは返金を受けることができますが、その一方で、クレジットカード会社には、保険料を支払い続けなければいけません。

 「短期間だけ保険に加入するため、保険料を分割払いにしたい」というときは、クレジットカードの分割払いではなく、保険会社の月払での支払いを選択するのがいいでしょう。

中断手続きという方法もある

 自動車保険を途中で解約する理由には、「海外赴任」や「車を手放す」など、さまざまな理由があるでしょう。しかし、「一定期間を経過後に再び自動車保険に加入する可能性がある」ということであれば、「中断手続き」をすることをおすすめします。中断手続きをすることで、再度、車に乗るときに中断したときの自動車保険の等級を引き継ぐことができるのです。

 中断手続きの利用には一定の条件があるものの、実際に車に乗らなくなるのであれば、条件をクリアすることはそれほど難しいことではありません。保険を解約するときに保険会社に連絡をして「中断証明書」を発行してもらいましょう。

 また、自動車保険の再開時にも、中断日から再開日まで10年以内であるなど、一定の条件があります。中断したけれど再開できなかったということがないよう、注意しましょう。

短期間利用が可能な自動車保険

 解約や中断をせずに短期間利用できる自動車保険には、1日だけ自動車保険をかけられる「1日自動車保険」や、車ではなくドライバー本人に保険をかけられる「ドライバー保険」などがあります。

 1日自動車保険は、友達の車や両親の車など、数日間スポット的に運転する場合などに最適な保険です。ドライバー保険は、他人の車などをよく運転する人に向いています。等級などの割引きもありますので、長く加入していれば保険料は安くなっていきます。ただし、この等級は一般の自動車保険に移行することはできません。

 なお、ドライバー保険で自分の車を運転したり、同居の親族が所有する車を運転したりする場合は、保険対象外となりますので注意が必要です。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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