2014年10月18日 11時00分

【ネット銀行】どんな種類があるの? サービスの違いも紹介

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ネット銀行の種類とサービスを紹介

 一気に普及した感のあるネット銀行。一口にネット銀行といっても形態はさまざまで、店舗展開している一般銀行のほか、インターネット専業型もあり、それぞれの特長もわかれている。今回は、サービスの違いも含めて、わかりやすく紹介していこう。

■一般銀行のネットサービス

 まず一般銀行の場合、「インターネットサービス」か「インターネット支店」の2種類に分類することができる。インターネットサービスは「オンラインバンキングサービス」とも言われ、一般銀行がサービスの一貫として、オンラインで利用できるよう提供しているサービスを指す。

 三菱UFJ・みずほ・三井住友・りそな・ゆうちょといった全ての都市銀行を始め、今や大半の地方銀行でもオンラインサービスを実施。「◯◯ダイレクト」という名称でサービスを提供している銀行が多い。サービスを利用する場合は、月々基本使用料が発生する銀行もあるので、事前に確認しておくことをおすすめする。

 全銀行に共通しているサービスは、残高照会・振込・振替。基本的に金利・手数料は、店頭で手続きした場合の額と同じだが、銀行によっては手数料が安くなるところもある。すでに所有している口座で公共料金の引き落としや外貨預金・投資信託の購入などを行っている場合、併せてネットサービスも登録すれば、より効率的に管理ができるでしょう。

■一般銀行のインターネット支店

 一般銀行のインターネット支店は、その名の通り店舗型の銀行が支店としてインターネットに架空の店舗を設けている運営形態。

 みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行のほか、岩手銀行やスルガ銀行、関西アーバン銀行や尼崎信用金庫など、主に地方銀行を中心にインターネット支店が設けられている。残高照会がオンラインで行える代わりに、通帳が発行されないのが大きな特徴(目的によっては発行される店舗もあり)。

 インターネット支店のメリットは、通常の銀行で受けられるサービスに加え、「通常よりも口座開設が簡易なこと」、「手数料が安いこと」、「24時間利用が可能なこと」があげられる。ただし、窓口を利用しての入出金が不可能な銀行もあるので、高額取引を行う場合は注意が必要。勤務時間の問題や育児の都合などで時間外取引が必須となる方には、インターネット支店はピッタリの形態といえる。

■インターネット専業の銀行

 インターネット専業銀行は、基本的に店舗を所有せずオンラインをメインに展開する銀行の形態。店舗を持たない分、人件費がかからず手数料が格安になり、金利も高くつく銀行が多いのが特長だ。

 住信SBIネット銀行、セブン銀行、イオン銀行、楽天銀行などが有名で、振込・振替・残高照会などの主な作業は全てネットで行い、入出金に限り提携しているコンビニATMで行う。

 サービスの利用は24時間可能で、振込も即時反映される。ネットショッピングやオークションを利用している人にとっては、非常に便利といえるでしょう。

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