【ネット銀行】安全性は大丈夫? 各社のセキュリティ対策を紹介・解説(その1)

ネット銀行の安全性を紹介 [拡大する]

ネット銀行の安全性を紹介

 個人情報の流出事件が相次いでいる昨今、本当にネット銀行が安全なのか気になっている人も多いはず。そこで2週にわたって、代表的なネット銀行の「安全・セキュリティ対策」を紹介していこう。今回は、住信SBIネット銀行、セブン銀行、ソニー銀行、じぶん銀行、新生銀行の5社を取り上げる。

■住信SBIネット銀行

 信託銀行大手の三井住友信託銀行とネット証券会社のSBIホールディングスが共同で設立した住信SBIネット銀行。そのセキュリティの特徴は、「各種取引制限(ロック機能)」と「3重のパスワード」、そして「携帯電話での認証機能」だ。

 ロック機能ではキャッシュカードの振込み・引き出し限度額を設定できる。また、口座は3重のパスワード(ログインパスワード・取引パスワード・認証番号表)で手厚くなっている。モバイルキー認証は住信SBIが誇る先進技術で、手持ちの携帯電話を「もうひとつの鍵」として使えることで、パソコンだけでは守りきれない不正アクセスへの対策といえる。ただし、モバイルキーは2014年9月で終了し、スマートフォンによる認証サービス「スマート認証」に移行された。

■セブン銀行

 セブンアンドアイホールディングスが運営しているセブン銀行。コンビニATMが非常に多いのが特長。各ATMにはフィッシング詐欺や振り込め詐欺に対抗するため、記録用のカメラを設置するほか、盗み見防止用の特殊フィルムを画面に装備し、ついたてやインターホンが付属するなど、安全な取引を行うための対応がされている。

 バンキングサービスにおけるセキュリティ対策も備えており、不正アクセス防止のために、24時間365日の常時アクセス監視体制が敷かれ、個人情報保護のためデータ通信は128bitSLL以上の暗号化通信でのみ行われている。

■ソニー銀行

 ソニーフィナンシャルホールディングスが運営するソニー銀行では、預金者のお金を保護するために様々なセキュリティ対策を敢行。公式ホームページでは16の対策が紹介されており、そのいくつかを紹介する。

 資金移動のタイミングでは、ログインとは別に取引用パスワードが必須。ここでは銀行から提供される乱数表を元に預金者が文字を入力する必要があるが、ソニー銀行では数字・英大文字・英小文字のブロックの配置が表示のたびに変わるように工夫されている。仮にマウスのクリック位置を記録するプログラムを使われても、不正アクセスされる心配がない。

 また、定期預金の解約や重要な取引をする場合は、第3のパスワードを求められるようになっており、「好きな映画のタイトルは?」といった合言葉に応えるようになっている。

■じぶん銀行

 携帯キャリアのau(KDDI)と三菱東京UFJ銀行が共同で設立したじぶん銀行。特徴は、モバイル端末を利用したネット銀行の利用で、セキュリティ対策でも携帯電話を活用したものになっている。

 じぶん銀行のスマートフォンアプリからATMとパソコンをロックすることが可能で、ロックを解除しても60分後には自動的にロックがかかるので、知らないうちに不正アクセスされる心配は少なくなるでしょう。振込み・ATM出金限度額もスマートフォンとPCから自由に設定でき、お金の流れをメールで通知してくれる設定もある。

■新生銀行

 ATMの手数料が一切かからないことで有名な新生銀行。新生銀行のセキュリティ対策は、ユーザーの満足度が非常に高いことが特徴の一つ。

 新生銀行はセキュリティ・カードを利用することにより、暗証番号が仮に流出しても、カードがなければ取引はもちろんのこと、ログインすらできない仕組みになっている。また、万が一の時の補償制度も充実。不正利用被害にあったユーザーには、条件付きだが最大300万円までの補償制度を備えている。

 次回は、ゆうちょ銀行、イオン銀行、スルガ銀行、ジャパンネット銀行、三菱東京UFJ銀行の5社を取り上げる。

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