2014年11月25日 09時30分

【ネット銀行】トラブル時のサポート体制は大丈夫? スマホ対策も紹介

ネット銀行のトラブル時のサポート体制を紹介 [拡大する]

ネット銀行のトラブル時のサポート体制を紹介

 ネット銀行の特長は「金利が高い」ことや「手数料が無料」であること。それが実現できるのは、実店舗を持たないことでコストを軽減しているためだ。では逆に、実店舗がないということは、トラブルが発生したときにどうすればいいのか。ネット銀行のサポートについてまとめてみた。

■困ったときは「お問い合わせ」「お客様サポート」

 ネット銀行は実店舗がないため、困ったときは公式サイトの「お問い合わせ」または「お客様サポート」に連絡する形となる。ここでは銀行の窓口とほとんど同じサポートを受けられる。

 基本的には電話だが、オンラインチャットで相談できるところもある。会話形式でやりとりできるので、初めての人でも安心だろう。

 ただ、一般の銀行と同じように営業時間があり、カード・トークンの紛失等の事故を除いて、比較的早い時間に受付が終了してしまうので注意が必要となる。

■サービス案内も「ネット」

 ネット銀行はサービスの紹介もネットで行っている。金利や手数料はもちろん、外貨預金・ローン・FX・信託・投資など、すべてのサービス案内をサイトで行っているので、まずは公式ページでの確認が大事だ。

 公式ページで分からないことやもっと詳しく知りたい場合は、案内専用のフォームから相談する仕組み。パンフレット等の資料を請求することもできるので、ネット銀行の比較・検討を行う場合は、積極的に活用しよう。

 ちなみに、大きなネット銀行の場合、実店舗を持っているところもある。都市部など限られた地域にあることが多いので、利用できないケースもあるが、最寄りにある場合は直接訪ねてみても良いだろう。

■セキュリティサポート

 ネット銀行は、インターネット上でお金をやりとりできるのが強み。一方で、その手軽さゆえに、IDやパスワードを盗まれてしまうと、第三者にお金を使われる危険性もある。そのため、なりすまし被害を未然に防ぐために、セキュリティ面でもユーザーをサポートする工夫が行われている。

 例えば、「ワンタイムパスワード」というシステム。トークンというパスワード生成器を使って、期間限定のパスワードを発行するサービスだ。万が一、パスワードが流出しても、このトークンを持っていなければ、口座にはアクセスできない。

 フィッシングやウイルスによるID・パスワードの流出が多い昨今、ワンタイムパスワードは必須と言えるだろう。

 また、企業によっては無償でセキュリティソフトを配布しているところもある。ネット上の取引に特化したものであり、通常のブラウジング等に対応したものではないが、セキュリティソフトを利用していない人にとっては非常に便利。

 近年はスマートフォンからネット銀行を利用することも多いので、スマホ用のセキュリティソフトを配布している銀行もあるようだ。

 銀行を決める際に金利や手数料は大事な要素だが、ネット銀行では同様にセキュリティもチェックする必要がある。安全・安心して利用するためにも、セキュリティサポートがしっかりしている銀行を選ぶようにしよう。

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