2015年02月05日 09時20分

【ネット銀行】実は重要! 対応ATMの豆知識 入出金のお得なテクニック紹介

ネット銀行利用時に使えるATMのテクニック [拡大する]

ネット銀行利用時に使えるATMのテクニック

 ネット銀行は、基本的なやりとりをネットや電話で行うもの。店舗を必要最低限に抑えることで、金利を高く設定することができ、手数料も低く抑えている。効率的な資産運用ができることから、個人はもちろん法人からも注目されているが、実際に銀行を選ぶ際には、対応しているATMを知ることも非常に重要となる。

●銀行・コンビニATMで入出金

 ネット銀行は必要最低限の店舗しか構えておらず、全国に数店舗しかない。そのため、基本的なお金のやりとりはATMで行われる。ネット銀行は自前のATMが少ないので、基本的には提携しているほかの銀行やコンビニATMによる入出金がメインとなる。

 ネット銀行の多くは、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン銀行と日本最大の預金金融機関と呼ばれるゆうちょ銀行と提携しており、それぞれのATMが利用可能。

 また、住信SBIネット銀行はローソンATM・イーネットと、ソニー銀行はイオン銀行・三井住友銀行など、じぶん銀行は三菱東京UFJ銀行など、それぞれ提携している銀行がある。

 ネット銀行を選ぶ際には、金利の高さも重要だが、普段使いがメインならば、対応しているATMから選ぶ方法もおすすめだ。

●主な入金方法

 キャッシュカードを発行するネット銀行の場合、自前のATMまたは提携している銀行のATMから入金を行う。店舗型の銀行と異なり、入金にもお金がかかる。ただし、指定されている回数まで無料のところや、一定の金額以上を入金することで利用料が無料になるところもある。各社それぞれシステムが異なるので、契約前には必ずチェックしておくといいだろう。

 また、月に入金する回数が多い場合は、複数のネット銀行を組み合わせて使うのが便利。月に5回まで入金が無料の銀行と、月3回まで無料の銀行にそれぞれ口座があれば、月8回まで無料で入金することができる。ネット銀行を効率的に使うテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

 カードを発行していない銀行の場合は、他行の銀行を介して入金を行う。手数料が発生することもあるので、普段使い用よりも貯蓄用の銀行に適しているといえるだろう。

●主な出金方法

 カードを発行している銀行では、自前のATMまたは提携のATMから出金が行える。提携している銀行ならば、手数料が完全無料、もしくは回数制限付きで無料のところが多く、日常使い用の口座に適している。

 頻繁に出金する場合は、入金時のテクニックと同様に、複数のネット銀行で口座を作ることで無料出金の回数を増やすことができる。

 カードを発行していない銀行は、基本的に他行口座を介してやりとりが行われる。出金する場合は、一旦他行の口座に振り込んでから引き出すことになる。

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