【ネット銀行】定期預金より高金利! 「仕組み預金」とは何か?

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ネット銀行の「仕組み預金」を解説

 最近、ネット銀行を中心に増えている「仕組み預金」。ネットから簡単に申し込みができ、高金利なことから人気が高まっているが、詳しく知らない人も多いはず。「なぜ高い金利が付くのか」「仕組み預金の種類とは」など、誰にでもわかるよう詳しく説明していく。

■仕組み預金とは?

 そもそも仕組み預金とは何か。仕組み預金とは「デリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ預金」のこと。

 デリバティブには、先物取引、スワップ取引、オプション取引があり、簡単にいえば「予約」の一種だ。例えば、AさんがBさんに1ヶ月後、株式を100円で売買する予約をするとする。1ヶ月後に株価が150円に値上がりしていた場合は、Aさんに50円の利益が出る。逆に50円に値下がりしていた場合、今度はBさんが50円の利益を得ることができるものだ。

 つまり、デリバティブとは、あるものを買う(売る)権利をあらかじめ買っておく取引方法のこと。繰り返しになるが、これを組み込んだ預金を「仕組み預金」という。

■高金利の理由

 そもそもネット銀行の金利は、メガバンクの金利よりも高い傾向にある。だが、仕組み預金は、そのネット銀行の2〜4倍の金利が付くこともしばしば。どうして、こうも高金利に設定されるのか。

 仕組み預金は、一般的な定期預金とは異なり、「預入期間」「金利」「通貨の種類」の全てが約束されるわけではなく、途中で預入期間や満期時の受取通貨が変更される可能性を持っている。つまり、上記のようなリスクの引き換えとして、金利が高く設定されているわけだ。

■仕組み預金2つのタイプ

 仕組み預金は、「金利の動向によって満期日までの期間が変わるタイプ」と「為替の動向により受け取りが外貨になるタイプ」の2タイプに分けることができる。

 まず、「金利の動向によって満期日までの期間が変わるタイプ」だが、ネット銀行では「延長後に金利が上がるタイプ」や「年ごとに金利が上がるタイプ」と説明されることが多い。

 このタイプの仕組み預金では、預入期間が商品ごとに決まっている。そして、金利の動向によって、預入期間は延長したり、短縮されたりする。この判断を銀行側が行うことが特徴だ。また、中途解約は原則として不可となっていることも特徴といえる。こういった不便の対価として、金利は高く設定されているのだ。

 次に、「為替の動向により受け取りが外貨になるタイプ」だが、ネット銀行では「満期時は円または外貨で受け取り」と説明されていたり、「為替オプション付き」などと書かれている。預入期間が決まっていること、高金利なこと、中途解約不可なことなどは共通している。もっとも大きな特徴は、受取通貨を預金者が選ぶことだろう。

 ただし、設定レートよりも円安になった場合は、円で受け取ることになり、円安メリットを得られない。逆に設定レートよりも円高になったときは、外貨で受け取ることになる。つまり、通貨動向のメリットを受けられない代わりに、高金利なのがこのタイプの特徴なのだ。

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