2016年03月03日 09時50分
【ネット銀行】パスワードが流出しやすいタイミングは? 対策も合わせて紹介
大切な個人情報やお金を守るためにも、パスワード流出対策は確認しておこう
ネット銀行は利便性が高く、近年利用者が増えている。インターネットが通じる環境であれば、深夜であってもわざわざATMを探し回ることなく振り込みが可能なこと、定期預金並みに普通預金の金利が高いことなどが理由だろう。だが、ネット銀行ならではのトラブルもある。パスワードの流出だ。
パスワードが流出する原因としては、銀行側のミスもしくはハッキング被害、また、利用者のミスや危機管理意識が低いことなどが考えられる。前者は個人では防ぎようがない上、発生したらさらなる問題に発展するため、現実にならないことを願うしかないが、後者は防げる部分もある。
■記憶機能とダイレクトカードの扱いに注意
個人のパスワードや口座情報などが流出するタイミングとして筆頭に上がるのが、パソコンやスマートフォンに記憶されている内容を盗み見されたときだ。最近では、IDやパスワードを入力すると、次回以降、手間を省くために記憶するかどうか尋ねてくる。この機能は大変便利で、重宝している人もいるだろう。だが、ネット銀行のサイトで記憶させてしまうと、「スマホを落とした」「ウイルス感染した」「盗難被害に遭った」といったときに流出してしまう恐れがある。
ダイレクトカードの取り扱いにも注意が必要だ。ダイレクトカードとは、ネット銀行もしくはネット取引を導入している銀行で発行されるもので、キャッシュカードとは異なり、主にネット振込時に使用する。裏面に記載されている数字を画面に入力すれば振込が完了するが、このカードの扱いがずさんな人は意外に多い。ダイレクトカードがあれば、キャッシュカードがなくても口座情報をネットで閲覧し、振込をすることが可能になってしまうため、大切に保管しなくてはならない。
ネット銀行は利便性が高いが、利用の際は注意すべきポイントもある。大切な個人情報やお金を守るためにも、管理には手間を惜しまないことが大切だ。
文/ロックスター
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