2016年06月19日 10時10分

着ない服を「お金」に変える4つの方法! “売り方のコツ”も伝授

着なくなった服を効率よく“お金に変える方法”について紹介する [拡大する]

着なくなった服を効率よく“お金に変える方法”について紹介する

 クローゼット内の服を取り出した際、「着た覚えがない…」というものがあった経験はないだろうか。「今年こそは着る!」と思っても、長期間、着なかったのであれば、もう出番はないかもしれない。そのまま置いておいても場所をとるだけなので、必要な人に譲ってお金になれば一石二鳥だ。そこで今回は、着なくなった服をお金に変える方法についてお伝えしよう。

(1)ネットオークション

 着なくなった服を人に譲る方法としては、ネットオークションやネットフリマ、ネット買取、フリーマーケットなどが挙げられる。

 このうち、一番高額になり得るのは、「ネットオークション」だ。必要な人に見つけてもらえる可能性が高く、購入希望者が2人以上になると、オークションの原理で値段が上がっていく。特に、人気の有名ブランドであれば高額になりやすい。

 出品する際は、ブランド名や色、特徴などをタイトル部分に出し、必要としている人に見つけてもらいやすくするのがオススメ。また、汚れなどのデメリットについても、必ず記しておこう。

 個人間売買のため、入金確認や発送手配などの手間はかかるが、最後まできちんと対応することが大切。信頼できる出品者だと評価されれば、次回以降、さらに落札されやすくなる。

(2)ネットフリマ

 次に高額になる可能性が高いのは、アプリなどの「ネットフリマ」。自分で値付けできる点と、欲しい人とダイレクトにつながることができる点がメリットだ。

 売り方のコツは、似たような商品をリサーチして、それより少し低い価格をつけること。そうすれば売れるスピードが上がるはずだ。また、閲覧者が多いと思われる朝や夜の時間帯に出品すると、よりたくさんの人の目に触れ、落札される可能性が高まる。

(3)ネット買取

 有名ブランド品であれば、送料無料で査定、買い取りをする「ネット買取」もいいだろう。査定価格に納得がいかなければ、基本的に送料無料で返品してもらえるのも安心だ。

 (1)や(2)のように、自分で商品を撮影して情報をアップしたり、相手と連絡をとるといった手間をかけずに済むので、忙しい人に向いている。ただし、個人間売買の(1)や(2)に比べると、間に業者が入っているため、手にする金額は劣る。

 リサイクルショップ(店舗型)に買い取ってもらう方法もあるが、欲しい人に届く可能性が低くなるため、ネット買取より金額は期待できないのが現状だ。送付などの手間を省いてすっきりさせたい人には向いているだろう。

(4)フリーマーケット

 「フリーマーケット」は、お店気分を味わえる点が特徴。注意したいのは、出店料などがかかるケースが多く、自分で展示や値付けをするほか、常にその場にいる必要があり、かなり手間を要することだ。

 また、「その服を本当に欲しい人」に出会える確率は、(1)や(2)に比べるとだいぶ低く、値切られる可能性もあり、金額はあまり期待できない。“まとめて100円”などの値付けはできるので、「捨てるのはもったいないから、誰かに使ってもらいたい」というものがたくさんある場合に向いているだろう。

 以上、着なくなった服をお金に変える方法について紹介した。着ない服を持ち続けると、スペースの無駄になる。早めに判断して、上手に手放し、収入につなげてみてはいかがだろうか。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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