2016年10月08日 11時00分

“お金が貯まる人”が天気予報をチェックする3つの理由

“天気予報”をチェックするとお金が貯まる!? その理由とは? [拡大する]

“天気予報”をチェックするとお金が貯まる!? その理由とは?

 “お金が貯まる人”には共通点がある。実は、誰でも今すぐ取り入れられることがたくさんあるのをご存じだろうか。そのひとつが「天気予報を必ずチェックすること」だ。「お金と関係あるの…?」と思うかもしれないが、意外にも貯蓄に直結する。その理由を3つお伝えしよう。

(1)ビニール傘を買わなくて済む
 朝起きてバタバタと準備をして出かけて、外出先で雨に降られた経験はないだろうか。周りはみんな傘を持っていて、自分は持っていない。慌ててコンビニに駆け込み、ビニール傘を買ったことがある人は多いだろう。

 ビニール傘は、1本500円程度だが、例えば月に2本のペースで買うと、年間で1万2000円にもなる。10年間で12万円もの出費だ。もし、朝に天気予報を見ていれば、長傘か折りたたみ傘を持っていき、その12万円を節約できたかもしれない。天気予報のチェックは、ビニール傘の購入防止につながるのだ。

(2)クリーニング代を節約できる
 天気予報を見ずに出かけると、大事な洋服やバッグ、靴でおしゃれをしていても、突然の雨に濡れてしまい、困ることもある。タオルなどで拭いたり、クリーニングに出せばきれいになる場合もあるが、シミがとれなくなってしまうケースもあるだろう。せっかくのアイテムが台無しだ。

 だが、ささっと天気予報を見て、事前に雨が降りそうだとわかれば、ファッションを変更することができる。雨に強い素材や濡れてもかまわないものに変えるだけで、お気に入りをダメにすることなく、クリーニング代を削減できるのだ。ワンピースであれば1000円前後はするので、大きな節約になるだろう。

(3)タクシーに乗る回数を減らせる
 交通手段がほかにない場合や体調が悪い場合にタクシーに乗ることはあっても、「雨に降られて傘を持っていなかったから」という理由で乗るのは、初乗りでも700円程度かかることを考えると、もったいない出費だ。

 天気予報を見ておけば、おそらく傘を持つだろう。そうすると、タクシーに乗る回数は減るはずだ。もちろん、わざわざ遠回りをして電車を乗り継ぐことになる場合など、活用した方がいいケースもあるが、もったいない出費はおさえられる。

 以上、“お金が貯まる人”の共通点のひとつとして「天気予報を必ずチェックする」ということをお伝えした。今はスマートフォンで簡単に天気を調べられる。雨に濡れ風邪をひいて医者にかかれば、さらに出費がかさむので、家を出る前にさっと確認するのを習慣にしてみよう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

>>節約家も必見!? “手数料の満足度”で選ばれた「ネット銀行」1位は…

>>大きな節約につながる! 貯蓄の多い人に共通する「5つの趣味」

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。