2017年03月15日 09時30分

「お得」にちょっと待った!! 脳トレで無駄遣いを減らすポイント

“お得”という言葉に弱い人へ向けて“お金が貯まる脳トレ”のポイントを紹介 [拡大する]

“お得”という言葉に弱い人へ向けて“お金が貯まる脳トレ”のポイントを紹介

 ショッピングする際、「3個買うと1個無料」や「5000円以上で送料無料」という言葉に反応して購入を決意する人も多いはず。そんなときに感じる“お得感”は、知らず知らずのうちに無駄遣いにつながっているかも。そんな浪費をしてしまう原因のメカニズムや、“お金が貯まる脳トレ”のポイントを紹介。

■無駄遣いは脳のクセが原因!?

 脳科学の専門家で医学博士である加藤俊徳氏著の『脳のクセを変えるだけ 今日からお金が貯まる脳トレ』(主婦の友社)によると、“お得”をキーワードに商品を購入してしまうのは、“ウキウキ感”を求めてしまう“脳のクセ”が原因だという。お得という言葉に踊らされて、「自分は得をして買えた」と感じ、ウキウキした興奮状態になることで、本当に欲しいものかどうかを考える思考力と判断力が低下してしまうそう。さらに、睡眠不足やストレスが溜まってるときも、脳の判断が鈍って衝動買いなどに走ってしまいがちになるのだとか。

■脳トレでお金が貯まる習慣をつくろう

 “お得”という言葉に弱い人は、自身で判断できなかったり、人の意見に流される傾向が強い。そんな人は、「本当に得か疑ってみる力を鍛える」ことが大切。短時間で2つの選択肢から1つを選ぶ訓練をしたり、買ったことによるメリットとデメリットを考えるクセをつけることで、決断力や選択する力、ブレーキをかける働きを鍛えることができる。

  そして、お得になっていなくても「本当に欲しいものなのか自問自答」することも大切。その場の感情で買ってしまうと、のちのち後悔することも。買っても使わずに、タンスの肥やしになっている洋服が多い人は、特に要注意だ。さらに購入を決める前は、一旦ほかの商品を見てクールダウンしてみることもおすすめ。

 「お得」という言葉だけでなく、「レビューで高評価だから」「みんなが持っているから」などを理由に買い物をしがちな人は、考え方の角度を少し変えるクセを付けて、無駄遣いを減らしてみよう。

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