2017年05月14日 10時50分

“お金が貯まる人”の習慣 キーワードは「身体を動かすこと」

お金が貯まる人は“身体を動かす習慣”がある? [拡大する]

お金が貯まる人は“身体を動かす習慣”がある?

 お金が貯まる傾向にある人たちに取材をしたとき、健康的で美しく、スポーツなどで身体を動かす習慣が付いている人が多いように感じた。自著の書籍『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)でも取り上げているが、彼らの健康法とお金が貯まることの関係性についてお伝えしよう。

■ストレスを減らすことで無駄遣いを抑えられるかも

 普段はほとんど身体を動かさなくても、運動して“程よい気持ちよさ”を感じることにより、もやもやした気持ちや、くよくよした思いが消え、「身体を動かすのって気持ちがいい」と感じる人は多いだろう。身体を動かすことで、溜まっていたストレスを発散できている。

 ストレスを溜めた状態のときは、イライラしてショッピングやスイーツなど“自分へのご褒美”を与えて解消している人もいるだろう。それよりも、身体を動かしてストレスを減らすことにより、無駄な買い物などの出費を自然に減らせるかもしれない。

 また、スポーツを始めると健康管理の一環として摂取カロリーを減らす習慣がつく人が多く、その結果、必然的に食べ過ぎなどによる出費も抑えられる。

■理想的なスタイルで似合う服が増えるかも

 「持っている服が似合わないから、新しいものを買う」と考えて、頻繁にショッピングをするような人も、身体を動かすことによって理想的なスタイルに近づき、似合う服が増えるかもしれない。そうなれば、手持ちの洋服のみでも、十分着こなせるようになって、無駄な出費も減らせそう。また、似合わないと悩むことによる余計なストレスも避けられそうだ。

■リフレッシュしたことでチャレンジ意欲も

 身体がリフレッシュすることにより、表情が生き生きとして、お金を使わなくても日々を十分楽しめる思考回路に向かいやすく、新しいことにチャレンジしようという意欲が湧く人も多いようだ。「仕事に役立つ勉強をしよう」「語学を身につけよう」「セミナーに通おう」などと考えて行動に移していく。長い目でみると、収入アップにもつながっていくはずだ。

 無駄な出費が少なくなり貯蓄ができるようになると、それは将来への貯金につながっていく。いきなりハードなスポーツを始める必要はなく、まずは、エスカレーターではなく階段を使うなど、“身体を動かす習慣”から始めてみよう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。
公式サイト/http://www.nishiyamamiki.jp/

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