ネット銀行は法人も使えるの?

  • ネット銀行の法人口座について

 インターネット上でサービスを運営することでコストの削減に成功したネット銀行。店舗コストや人件費等を節約することで、そのぶん金利を高く、手数料を低く設定しているのが特徴。一般的な銀行からネット銀行に移行する方も多いのですが、はたして法人も利用できるのでしょうか?

もちろん法人も利用できます

 店舗型の銀行と比べて金利が高いネット銀行。手数料も安く、またリアルタイムな取引ができるため貯蓄や投資に優れています。法人としては少しでも節約をしたいもの。1円でも安くなるのならば、それに越したことはありません。ネット銀行への移行を考えるのは自然なことです。
 ただし、ネット銀行のWebサイトを見ていると個人向けのサービスしか紹介していないところもあります。法人は口座を作れないのでしょうか?
 結論から言いますと、法人でもネット銀行を利用できます。一部の銀行が法人に対応していないだけで、ちゃんと法人用の口座も作れます。法人口座を作れば業者への支払いもわざわざ銀行へ行く必要がなく、事務所から振込ができて便利。またリアルタイムで支払いできるため、企業の信用度も高くなります。
 個人の口座と違って細かい点で契約が違ってくるのですが、それでも店舗型の銀行と比べて色々とお得になっています。具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

振込手数料が安い

 法人にとって振込手数料は頭痛の種。従業員への給料振込みはもちろん、取引先への支払いなど、様々なシーンで発生するため、小さな出費も結果的に大きな出費になります。法人にとって銀行を選ぶ際、振込手数料は金利以上に重要なポイントとなるでしょう。
 もしも振込手数料の節約を考えているようでしたら、ネット銀行の利用をお勧めします。ネット銀行は金利が高いことに注目されがちですが、実は振込手数料が安いことでも有名です。たとえば店舗型銀行の振込手数料は同行で108円〜540円前後。他行ならば270円〜864円程度かかります。一方、ネット銀行は同行で51円〜113円前後。他行でも216円〜432円程度です。同行ならばほぼ半額。他行の手数料もかなり安いことが分かります。

ネット銀行と協同組織金融機関の併用

 店舗型銀行と比べて、ネット銀行は振込手数料の安さが目立ちます。
たった数十円、数百円の世界ですが、取引先や従業員が多いほど、また店舗型銀行から支払い続ける間、振込手数料の差はどんどん広がっていきます。節約を考えている事業主の方はネット銀行の利用を考慮してみてください。
 しかし、中小企業の場合はネット銀行一本に絞るのはなかなか難しいと思われます。後々の融資申し込みなどを考えると協同組織金融機関(信用金庫・労働金庫等)の口座も必要です。そのようなときはネット銀行をメインにし、サブ口座として協同組織金融機関とお付き合いする方法をお勧めします。振込手数料の節約を図りつつ、融資も受けやすくなるため一石二鳥です。
 経営を盤石にするためにも口座の開設を考えてみてください。