ネット銀行の口座維持手数料・年会費について

  • ネット銀行の口座維持手数料・年会費

ネット銀行って便利そう。でも、口座を持っているだけで、毎年口座の維持手数料や年会費が必要なのでは・・・? そこが気になるあなたのために代表的なネット銀行の口座維持手数料についてまとめてみました。銀行選びの参考にお役立てください。

住信SBIネット銀行

 住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行(設立当時は住友信託銀行)とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行です。2007年9月に設立され、2014年5月末時点で預金残高3兆3,000億円、住宅ローン取扱額は1兆8,000億円を越え、サービス産業生産性協議会のJCSI (日本版顧客満足度指数)では2013年まで5年連続で銀行業種部門の顧客満足度1位に選ばれています。
 さて、気になる住信SBIネット銀行の口座維持手数料ですが、オフィシャルサイトのQ&Aコーナーで、「口座維持手数料はかかりますか?」という質問に対して、単刀直入に「口座維持手数料はかかりません」と明言されています。ちなみに「口座開設のときになにか手数料がかかりますか?」という質問に対しても「口座開設時に手数料はかかりません」と明言されています。

セブン銀行

 セブン銀行はイトーヨーカドーとセブン-イレブンを展開する「セブン&アイ・ホールディングス」傘下のネット銀行です。2001年4月に「株式会社アイワイバンク銀行」として設立され、2005年10月に現在の称号に変更されました。コンビニATM事業の最大手で、セブン銀行のATMは1日190万人以上に利用されています。 なお、セブン銀行はネット銀行でありながら、首都圏のイトーヨーカドーの一部にはインストアブランチ(店舗内有人窓口)を有しています。ただしインストアブランチでは商品・サービスの取次などを行い、現金は取扱いしないようです。
 なお、セブン銀行では口座維持手数料は無料となっています。ただし、紙の取引明細表が必要な場合は毎月手数料(108円) を支払って郵送してもらうことになります(取引明細はインターネット上で閲覧が可能です)。

ソニー銀行

 ソニー銀行は、ソニーグループの金融部門を統括する「ソニーフィナンシャルホールディングス」が運営しているネット銀行です。MONEYKitというブランド名で営業を行っています。
 多くのネット銀行は決済手数料を主たる収益源としているのに対し、ソニー銀行は外貨預金や投資信託などの取引手数料や住宅ローンなどの利息収入を主たる収益源としており、個人の資産を総合的に管理しやすいという特徴があります。口座開設時の手数料や、口座開設後の維持手数料はかかりません。
 なお、ソニー銀行は2014年1月に日本経済新聞社が発表した「第10回日経金融機関ランキング 」で顧客満足度第1位(セブン銀行と同率首位)を獲得し、7年連続で第1位に選ばれました。

じぶん銀行

 じぶん銀行は、KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資して設立したインターネット銀行です。auの携帯電話やスマートフォンからの利用に重点を置いているという特徴があります。口座維持手数料は無料です。
 なお、じぶん銀行は口座の開設にあたり、携帯電話番号と携帯eメールアドレスの届け出が必須となっています。このためスマートフォンやケータイを持っていない人は口座を開設できません。
 また、KDDIが出資しているということでau以外のキャリアのユーザーは利用できないと勘違いしている人もいますが、ドコモやソフトバンクなど 他のキャリアを使っていても口座は開設できます。

新生銀行

 新生銀行は日本長期信用銀行の流れを汲む普通銀行で、投資銀行業務に強みを持っていますが、「新生パワーダイレクト」というサービスでインターネットバンキングにも注力しています。
 新生パワーダイレクトでは残高照会や入出金明細照会などの口座照会、振込・振替、外貨の売買や投資信託などの資産運用、住宅ローンやカードローンなどのローン管理、金利・為替レート照会などが24時間365日無料で利用できるほか、ネット他行振込手数料が最大月10回無料といったメリットがあります。
 口座維持費や管理費などの費用は一切かかりません。ただし、ひとつの口座で円預金・外貨預金・投資信託など、すべての金融商品・サービスが利用できる「新生総合口座パワーフレックス 」では口座管理手数料がかかる場合があります。

ゆうちょ銀行

 郵政民営化により、日本郵政公社から郵便貯金事業を引き継いで設立されたゆうちょ銀行。「JP BANK」という愛称も浸透しています。全国各地の郵便局内の窓口のほか、全国6万台にのぼるATM、インターネットバンキングの「ゆうちょダイレクト」などが充実しており、いろいろな意味で使いやすい銀行といえるでしょう。口座維持手数料は無料。ゆうちょダイレクトは365日24時間いつでも利用可能で、ゆうちょ銀行口座あての振替料金は月5回まで無料となっています。

イオン銀行

 イオン銀行は流通・小売業大手のイオングループに所属しています。イオングループの店舗にはほぼすべてにATMが設置され、また大型のショッピングセンターなどにはインストアブランチ(有人店舗)が設けられていることもあります。ショッピングとの連携が強いのが特徴で、買い物代金の割引サービスなども提供されています。またイオン銀行のATMからの引出し及びイオン銀行の口座への振込は無料です。
 なお、イオン銀行のインターネットバンキングを利用するにはキャッシュカードと電子マネー「WAON」が一体になった「イオンバンクカード 」か、キャッシュカード・クレジットカード・WAON・カードローンがひとつになった「イオンカードセレクト」が必要です。イオンバンクカード、イオンカードセレクトともに発行手数料・口座維持手数料・年会費は無料となっています。

スルガ銀行

 スルガ銀行は、1895年(明治28年)10月に「日本最小の銀行 」として設立された由緒ある銀行です。早くからネットバンキングに注力した地方銀行として知られています。
 地方銀行のため、営業基盤である静岡・神奈川以外の支店は少数ですが、セブン銀行やイーネット、ゆうちょ銀行などのATMが利用できます。
 スルガ銀行の特徴としては、さまざまな異業種との業務提携(アライアンス)により、多彩なインターネット支店が開設されているという点が挙げられます。主としてデビットカードの決済用に用いられる「マイ支店」、投資信託が利用できる「ダイレクトバンク支店」などのほか、カードローンを主体とする「ダイレクトワン支店」やマイルが貯めやすい「ANA支店」などもあります。ちなみに、どの支店でも口座開設費用や口座維持手数料は無料となっています。

ジャパンネット銀行

 ジャパンネット銀行は2000年9月にさくら銀行(現・三井住友銀行)、住友銀行(現・三井住友銀行)などから出資を得て設立された、日本で初めてのネット銀行です。ネット銀行としては国内最大規模を誇り、JCR (株式会社日本格付研究所)の格付でも、A+という優れた評価を得ています(※2014年8月現在)。金融機関の安定性の指数となる自己資本比率は34.66% (2014年3月末基準)。これは法令で定められている4%をはるかに上回っており、十分に安定している銀行とみなせるでしょう。
 以前は口座維持手数料として月額180円+税が必要でしたが、2012年7月に廃止され、現在は口座維持手数料は無料となっています。

三菱東京UFJ銀行

 三菱東京UFJ銀行は日本の3大メガバンク(三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ)のひとつ、三菱UFJフィナンシャル・グループの中核銀行です。三菱東京UFJ銀行はネットバンキング「三菱東京UFJダイレクト 」にも注力しており、PCはもちろん、iOSやAndroid向けのアプリによってスマートフォンからも簡単にネットバンキングが利用できます。普通預金、「スーパー普通預金(取引内容に応じてATM利用手数料などが優遇される口座)」とも口座維持手数料はかかりません。

ランキング上位10行の口座維持手数料一覧

【各銀行の口座維持手数料/年会費】
○住信SBIネット銀行:無料
○セブン銀行:無料 (※取引明細表手数料を郵送してもらう場合は有料)
○ソニー銀行:無料
○じぶん銀行:無料
○新生銀行:無料 (※「新生総合口座パワーフレックス」では口座管理手数料がかかる場合あり)
○ゆうちょ銀行:無料
○イオン銀行:無料
○スルガ銀行:無料 (※デビットカードも無料)
○ジャパンネット銀行:無料 (※2012年7月1日に廃止)
○三菱東京UFJ銀行:無料 (※普通預金および「スーパー普通預金」は口座維持手数料無料)