ネット銀行だからできるオンラインの家計簿習慣
連動式のオンライン家計簿など、さまざまなサービスも登場しています。
ネット銀行からの情報取得で家計管理の手間を抑える
これに伴い利用明細の送付なども減り、家計簿の管理がしにくくなったと感じている人も多いのではないでしょうか。引き落とされた金額と振替先を通帳で確認し、家計簿に記帳するやり方でも管理はできますが、支払いが楽になった分、管理の負担が増えるのでは意味がありません。また丁寧に確認しているつもりでも、預金通帳からの書き写しは記帳漏れのリスクも伴います。
一方ネット銀行であれば、口座の出入金明細をインターネットで手軽に確認することができ、またオンライン家計簿など外部サービスとの連携も可能です。この方法では指定した銀行口座から直接情報を取得するため、家計管理の手間を格段に抑えることができます。
ネット銀行で月々の支払方法も整理・効率化する
多くのシーンで活用できるようになったネット銀行ですが、2014年7月現在、一部銀行を除いて公共料金の口座振替には対応していません。ネット銀行のメインバンク化を踏み切れない要因の一つとしても挙げられるこの課題。口座振替ができないからと言って、都度現金を引き出して支払うというのでは効率が悪く、手間もかかります。
そこで便利なのがクレジットカードを経由する支払方法です。ネット銀行の口座振替に対応していない公共料金の支払いを、クレジットカードにまとめることで振替先を整理し、課題もクリアにすることができます。月々の支払や口座振替の項目も整理できるため家計の管理も効率的です。
家計簿習慣を身につけて節約&貯蓄を成功させる
例えば契約時にたくさんのオプションサービスを付けて初期費用を抑える通信料。初めのサービス期間が終わっても、使わないオプション料金を払い続けているというご家庭は多いのではないでしょうか。その大きな要因と考えられるのが、自動振替のために月々の支払額を認識していないことです。
お財布の中の現金だけでなく、口座の出入金明細もきちんと連動した家計簿を習慣づけることで、こうした「無意識の浪費」を見つけ出して節約と貯蓄に変えることができます。