2012年04月04日 16時53分

日々の暮らしをサポート “家庭密着型”タブレット イオンなど3社が提供

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イオンなど3社が“家庭密着型タブレットの提供を開始

 イオン、NTT西日本グループ、シャープの3社は、タブレット端末を活用した、家族同士のコミュニケーションと日々の暮らしをサポートする新サービス「A touch Ru*Run(エータッチ ルルン)」を共同で開発し、提供を開始した。3社は昨年2月に本協業事業の推進を発表。約1年の歳月を経て本サービスの開始に至った。

 近年、家族同士のコミュニケーションは、スマートフォンやタブレット端末などのITツールを介して行われる傾向にある。家族とのコミュニケーションにITツールを毎日使用している家族が増えており、「もっと家族間のコミュニケーションを増やしたい」という声も多いことから、同商品が誕生した。

 子どもが画面をタッチすると親に帰宅を知らせてくれる「おかえりタッチ」のほか、家族間のスケジュールを共有できる「わが家カレンダー」、写真を保存できる「らくちんアルバム」などのサービスを提供。また、端末上で買い物ができる『イオンネットスーパーサービスアプリ』は今年上期に電子マネー決済を導入する予定となっているほか、女性誌や育児に関する書籍を購読できる電子書籍アプリ、料理レシピや調理動画を検索できるアプリなど、主婦業を手助けするサービスが用意されている。

 タブレット端末の開発はシャープが担当。サイズは全2種類あり、7インチで3万9800円、10.1インチで4万9800円。今後はタブレット端末の取扱店を拡大し、2013年には30万台の売り上げを目指す。

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