2012年07月04日 18時14分
「友達とコミュニケーションを」 8割弱の高校生がSNSを利用
8割弱の高校生がコミュニティサイト(SNS)を利用していることが3日、リクルート進学総研の調べでわかった。昨年の利用率は61.3%だったが、今年は77.0%となり15.7%増加。利用目的については7割弱の高校生が「友人・知人とのコミュニケーションツールとして」と答えており、さらに約4割の高校生がほぼ毎日SNSを利用していると回答。学校や電話、メール以外でも、コミュニケーションを図りたいと考える高校生は多いようだ。
調査に答えた高校生が現在利用しているSNSの第1位は【Twitter】(50.2%)。昨年と比較すると16.2%上昇し、半数以上の高校生が利用していた。第2位は【mixi】(37.9%)、第3位は【アメブロ】(29.8%)。【mixi】の利用率も昨年と比較すると14.5%上昇しているる。また、近年注目されている【Facebook】は22.6%(前年比9.9%増)という調査結果がでたが、【Twitter】利用者数には及ばない。巷では世界最大のSNSといわれるFacebookだが、日本の高校生の間ではまだ浸透していないようだ。
SNSが順調に高校生の利用者数を増やしている中、ブログの利用率は昨年の36.7%から29.5%と、7.2%減少。現代の高校生は、不特定多数に自分の記事を閲覧されることを嫌い、長文より短文を好む傾向があるのかもしれない。
【調査概要】
調査名:高校生価値意識調査
調査期間:2012年4月13日(金)〜4月20日(金)
調査対象:2012年4月の段階で高校2・3年生で大学・短期大学・専門学校いずれかの進学を検討している男女、2012年4月の段階で高校既卒者で、高校時代に大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討したことがある男女
集計対象数:1239人
調査方法:インターネット調査