2012年10月01日 17時28分
ソフトバンク、イー・アクセスの完全子会社化を正式発表
ソフトバンクは1日、イー・アクセスを株式交換を通じ完全子会社化したと発表した。イー・アクセスの事業「イー・モバイル」は引き続き展開され、ソフトバンクモバイルとイー・アクセスは業務提携の形を取る。会見では同じiPhone5を提供しているKDDIとLTEで激しく競争している点に触れ、今回の取り組みによりソフトバンクの2.1GHzとイー・アクセスの1.7GHz、両社のLTE網をiPhone5で利用できることを強調。孫正義社長は「最高のモバイルブロードバンドを提供したい」と意気込んだ。
また、孫社長はiPhone5のテザリングサービスにも言及。同サービスは技術的には可能だったものの同社のキャパシティに問題だった。しかし、イー・アクセスのネットワークを活用することにより「テザリングを安心して受けられる構えができた」という。それにより、当初は来年1月15日からとしていたテザリングサービスの開始日を、12月15日に前倒しする。