水の成分〜カリウム〜

  • 水の成分〜カリウム〜

 ウォーターサーバーで提供しているRO水、天然水をはじめ、飲用水には「カリウム」と呼ばれる栄養成分が含まれています。ペットボトルの成分表示などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。ではカリウムは一体何でできていて、体内でどのような働きをし、どのような効果をもたらすのでしょうか。

カリウムとは

 カリウムとは、元素記号「K」で表される典型元素で、栄養学の分野では「ポタシウム」の名で呼ばれることもあります。アルカリ金属に属し、鉱石に多く含まれる成分です。人体においてはカリウムが体重の0.2%を占め、脳内神経細胞の情報伝達に大きく影響を与えます。具体的には、もうひとつの人体主要成分であるナトリウムと共にニューロンの浸透圧を維持調整し、心臓機能、筋肉機能の調節(血圧の上昇、高血圧を予防)、また腎臓内の老廃物の排泄を促す効果があります。このことからもわかるように、カリウムは人体にとって必要不可欠な成分なのです。

カリウムの特徴

 カリウムは、コンビニやドラッグストアのサプリメントコーナーで販売されるほど重要な栄養素で、人体に欠かすことができない成分です。もしカリウムが欠乏すると、高血圧、筋肉の痙攣、むくみ、疲労感・倦怠感、食欲不振、不整脈といった諸症状が現れはじめます。最悪の場合、腸閉塞や筋無力症を発症する可能性があります。一番身近な例としては「夏バテ」があげられます。夏バテは、汗で体内からカリウムが流出することにより発症するといわれています。暑い日に水分補給が重要といわれているのは、こうした理由も含んでいるからなのです。カリウムを摂取しすぎた場合尿として排泄されますが、人によっては高カリウム血症を引き起こしてしまう可能性があります。腎臓機能に障害を抱えている方は特にご注意ください。

カリウムを含む食品

 カリウムを多く含む食品としてあげられるのは、さつまいも、ほうれん草、アボカド、よもぎ、パセリ、百合根などです。特にアボカドは1個あたり700〜1000mgのカリウムを含有しているといわれています。高血圧やむくみなど、前項であげた症状に悩んでいる方は、積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。ただしアボカドは単体で200kcal前後と、脂質も豊富なので食べ方には気をつけましょう。カリウムの1日の適正量は成人男性2500mg、成人女性2000mgといわれています。この数値を過剰に超えると栄養素は体に吸収されず排泄されてしまいます。またいずれの食材も、カリウム以外の栄養分が豊富に含まれていますので、食べ合わせや摂取のしすぎにはくれぐれも気をつけなければなりません。

ミネラルウォーターでカリウムを補う

 とはいえ1日3食、量やバランスなど考えながら食事を摂るほど時間に余裕のない方は多いことでしょう。近年は栄養バランスに配慮した飲食店やスーパー・コンビニのお惣菜も増えてきましたが、食事において栄養成分の全てを網羅している方はほとんどいないはずです。しかしミネラルウォーターがそばにあると、特別な意識を持たずして日常的にカリウムを摂取することができるのです。これまで特に栄養成分について考えたことがなかった方も、これを機に「カリウム」を意識してみてはいかがでしょうか。