災害備蓄としてウォーターサーバーが良いと聴いたのですが本当ですか?

  • 災害備蓄としてのウォーターサーバー

 ウォーターサーバーのボトルは長期間衛生状態が保てると聞いています。また輸送しやすい形状をしており(事実毎日かなりの量を輸送されているのだろうと思いますが)、この特性を生かして、災害時の備えにするというような発想はできないでしょうか?
 先の東日本大震災では直接の被災地以外でも水不足に苦しんだ地域があったと報道されました。もしウォーターサーバーがそのような用途に役立てられるなら、導入を検討してもいいと思っています。

一定の備えとしては有効

 一般的に人間は生死の局面にさらされたとき、水さえ確保できれば7~10日は生き延びられるといわれています。人体はおよそ60%が水分で構成されており、1日の間にこのうち2.3Lが汗や糞尿として自然排出されます(成人男性の場合)。もちろん、汗をたくさんかく暑い日や激しい運動をした日はもっと多くの水分が排出されるでしょう。
 これに対して、人間が1日に摂取すべき水分は1L。1日の排出量2.3Lのうち、残りの1.3Lは食事に含まれる水分などで自然に摂取することができます。それでは災害時、人間1人、1日1L程度の水が確保できればいいのかというとそうではありません。調理や何らかの洗浄に使用する水を含めると、飲料用の1Lとは別に2L、計3Lは確保したいところです。

水の備蓄がいかに重要か

 大規模な地震発生時、水道管・貯水タンクが全く被害を受けないという状況というのはほとんど奇跡に近いでしょう。先の東日本大震災における総断水戸数は、4月初旬の最大余震時含めおよそ294.6万戸という数値が出ています。
 県別に見ると、茨城県の80.1万戸をはじめ岩手、宮城、福島、千葉の5県が断水被害に見舞われました。また1995年に発生した阪神・淡路大震災ではおよそ126万戸で断水被害が発生しています。
 1923年、今ほどインフラが整備されていなかった関東大震災における被害状況は想像に難いのではないでしょうか。被災度合いは市町村や地域によって異なりますが、自衛のためにも他者との助け合いのためにも、各家庭で防災に備えた水を確保しておくことは非常に大切な取り組みであるといえるでしょう。

災害備蓄にウォーターサーバーがよい理由

 災害において水の備蓄がいかに大切かはおわかりいただけたと思います。ではなぜウォーターサーバーが災害備蓄に特化しているのでしょうか。体積・質量ともに大きい水は、ストックを用意するのもなかなか骨の折れる作業です。またその労力は家族の多さにも比例します。自宅までタンクを送り届けてくれるウォーターサーバーなら、この手間を一気に省くことができます。定期的に決まった量が届くので、常にストックがある状況を保つことも可能です。
 また、災害備蓄用に必要な水の量は1日3L×最低3日分といわれています。各家庭1人あたり9Lの備蓄が必要なのです。4人家族であれば、2Lペットボトルが18本必要ということです。しかしウォーターサーバーのボトルは1個あたり大体12L前後の容量ですので、4人に対してボトル3本でOKです。またウォーターサーバーは電気を通さなくても常温であれば水を出すことができますので、災害時でも衛生的に水を利用することができます。