2011年10月23日 10時00分

スマホ破損、NO.1理由は「水没」 「画面破壊」も3割に

破損したスマートフォン/フューチャーフォンの原因は「水没させた」が1位に。 [拡大する]

破損したスマートフォン/フューチャーフォンの原因は「水没させた」が1位に。

 いまや主流になりつつあるスマートフォンはパソコンの機能をベースに作られているため、非常にデリケート。従来の携帯電話(フィーチャーフォン)より画面の露出も多く、落として壊してしまうこともあるはず。オリコンがこのほどスマホ利用者の男女10〜40代を対象にしたケータイの破損に関する調査結果では、942人中87人が【自分で壊したことがある】と回答した。

 壊した原因について聞いたところ、【水没させた】が36.8%で最も多く、【画面を破損した】(33.3%)、【落としすぎて正常に起動しなくなった(画面破損は除く)】(18.4%)と続いた。

 一方、スマホに機種変更する前のフィーチャーフォン時代について同様の質問をしてみると、942人中287人が「壊したことがある」と回答。原因については【水没させた】が58.2%と半分以上を占め、フィーチャーフォンに折りたたみ式が多いためか【画面を破損した】は29%にとどまった。

 上記の結果をみると、フィーチャーフォンの頃から水没はもっとも多い破損理由のよう。スマホに多い悩みといえる画面の破損対策については「5面を囲うケースに入れている」(40代男性)、「カバー(シリコン、ハード)をつける。画面保護シートをつける。外で使う時や水に近いところで使う時は慎重に扱う」(20代男性)、「カバーをつけ、さらに肩から斜め掛けストラップをつけている。バッグに入れる際もバッグにストラップをつける」(40代女性)など、さまざまなアイデアが寄せられた。

 この秋、各社から発表された2011年冬〜2012年秋の新機種は半分以上がスマートフォンだった。現在スマホを利用している人はもちろん、フィーチャーフォンからスマホへ機種変更する人も、水没だけではなく画面破損対策も念入りに行ったほうがよさそうだ。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。