2011年12月15日 09時50分

平成24年用年賀状引受始まる 発行枚数は前年と横ばい

 全国の郵便局で15日、平成24年用年賀状の引受が始まった。今年は『人の心が、年の初めに届く国。』をコンセプトに、雅(みやび)なデザインの新商品「金箔風年賀」をはじめバラエティに富んだ年賀はがきを販売。東日本大震災の影響を受け東北三県での発行枚数は減少しているものの、全体としては前年とほぼ横ばいの推移といい、総発行枚数は約38億2000万枚を見込んでいる。

 「金箔風年賀」は、年賀はがきの裏面に日本の伝統的な吉祥紋様(きっしょうもんよう)の「宝尽くし」を金色で箔押したデザインで、一部の郵便局支店および「切手SHOP」で販売。幅広い年齢層から支持されている『ディズニーキャラクター 年賀』には、人気キャラクター「くまのプーさん」に来年の干支である龍を新たに描き起こした温かみのあるデザインを実装した。

 近年のITメディア拡大に伴い、日本郵便では新しい次世代サービスを提供。今年は顔写真や広告を入れたオリジナル年賀はがきをネットで注文することが出来る「DMファクトリー」や、フェイスブックなどのSNSを利用して年賀状を作成できる郵便サービス「Postman(ポストマン)」が登場する。

 同日に都内で行われた引受開始セレモニーには、今年の年賀キャラクターを務める女優の夏菜とゲストとしてサッカー日本代表でガンバ大阪所属の遠藤保仁選手が出席。直筆の年賀はがきを子どもたちとともにポストに投函し、年賀状への取り組みをアピールした。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について