2012年03月28日 18時02分
園児の好奇心をくすぐる設計に〜ミサワホーム初の新築保育施設
ミサワホーム総合研究所が設計した保育施設・コビープリスクールさくらのさと(千葉県野田市)外観
住宅メーカー・ミサワホームのグループ会社であるミサワホーム総合研究所が設計した新築保育施設が、4月1日に開園する。同社は2009年12月から、保育事業を展開しているコビーアンドアソシエイツ社と協力体制をとっており、翌10年には同社がリフォームを手掛けた保育施設が誕生しているが、新築の保育所を手がけるのは今回が初めて。
開園するのは「コビープリスクールよしかわステーション」(埼玉県吉川市)、「コビープリスクールみさとながとろ」(埼玉県三郷市)、「コビープリスクールさくらのさと」(千葉県野田市)の3ヶ所。
各施設は同社の住宅メーカーとしてのノウハウを活かし、年齢が異なる園児同士の交流が図れるよう吹き抜けや柱と柱の距離を長く設定した空間や、用途に応じて部屋を仕切れる可動間切りを採用。また、園庭に菜園スペースを設けているほか、全面ガラス張りのキッチンスタジオなど食育に関するスペースや設備も充実させるなど、園児たちの好奇心をくすぐる空間を用意している。