2012年04月06日 06時00分

最もハッピーなニュースは… 第8回『HAPPY NEWS 2011』大賞決定

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 日本新聞協会は5日、“新聞で見つけた幸せな記事”とその理由を読者から募った第8回『HAPPY NEWS 2011』の結果を発表した。1万2,879件の応募のなかから大賞には、東日本大震災で津波にのまれながらも生還し、この春に定時制高校を卒業した67歳の女性が力強く生き抜く姿を掲載した、今年2月12日付の北海道新聞朝刊の記事【夢は流されない】を投稿した馬渕智子さん(北海道)が選ばれた。

 新聞の役割や魅力を広めるとともに、ハッピーな記事を通して世の中を明るくしたいという思いからスタートした同企画。幸せを届けてくれた新聞記事の切り抜きと選んだ理由を読者から募集し、毎年4月6日の“新聞をヨ(4)ム(6)日”にあわせて結果を発表している。今回は大賞を含む25件の入賞作品のほか、世の中をハッピーにした人物「HAPPY NEWS PERSON」などが選出された。

 昨年は、東日本大震災の発生により多くの悲しみに包まれた1年だったが、前向きに生きようとする被災地の人々を取り上げた記事から、逆に勇気や希望を与えられたという応募が多く、入賞作には昨年10月15日付の毎日新聞朝刊【被災地の子ども 笑顔切り取る】(投稿:斉藤君子さん)や、昨年7月26日付の朝日新聞夕刊【復興 心づくし遠野物語】(投稿:井上輝子さん)、今年1月7日付の愛媛新聞朝刊【夢の続き震災越えて】(投稿:住田新太郎さん)など、被災地からの話題が多数選ばれている。

HAPPY NEWS 2011公式ページ
http://www.readme-press.com/happynews/result/2011/

過去のHAPPY NEWS大賞もチェック⇒ 第7回第6回第5回




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