2012年10月23日 16時55分

『FF』シリーズと『すばらしきこのせかい』がグリーのソーシャルゲームに

グリーで展開される『FINAL FANTASY×GREE(仮)』のゲーム画面 (C)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc. [拡大する]

グリーで展開される『FINAL FANTASY×GREE(仮)』のゲーム画面 (C)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc.

 スクウェア・エニックスとグリーは23日、都内で共同記者発表会を開き、シリーズ累計1億本を売り上げている『FINAL FANTASY』シリーズと、人気アクションRPG『すばらしきこのせかい』をソーシャルゲームとして展開すると発表した。両タイトルはきょうより先行配信アイテムが手に入る事前登録受付を開始。両社は今後、「共同製作を通じて新たな消費者層の獲得を図っていく」としている。

 ソーシャルゲーム『FINAL FANTASY×GREE(仮)』には、シリーズ歴代のキャラクター、召喚獣、モンスターなどのほか、武器や防具、アクセサリーなどが集結。「FF」シリーズではほぼ初めてとなるという1対1の対戦バトルや、ミニゲームのほか、過去の名シーンを彷彿とさせるイベントも用意している。

 グリー版『すばらしきこのせかい』は、ソーシャルゲームならではのチームバトルで展開する点が特徴。特殊能力「サイキック」を使いこなし、仲間と協力してゲームを進めていく内容で、タッチの仕方によって繰り出す技が異なるなど、タッチパネルならではの簡便な操作で派手な演出が楽しめる。


 なお、両作品に続いて『聖剣伝説 サークル オブ マナ』と『チョコボのチョコッと農園』の配信も決定。会見に出席したスクウェア・エニックスの和田洋一代表取締役社長は「家庭用ゲームソフトはいかに落ち着いて遊んでもらうかという作り方。一方、ケータイゲームはリズムとツボの取り方が違う」とそれぞれの違いを述べ、「共同案件で学んでいきたい」と今後について意気込みを語った。

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