2007年07月11日 17時00分

藤原竜也、英国留学後から復帰第一作発表

 天王洲銀河劇場オープン1周年記念舞台『ヴェニスの商人』の製作発表が11日(水)に都内で行われ、主演の市村正親藤原竜也寺島しのぶ西岡徳馬らが出席。約4ヶ月間の英国留学から帰国第1作となる藤原は期待と不安が入り混じった心境を明かした。

 2年ほど前から留学を希望していたという藤原は、今年の2月から英・ロンドンで語学とボイストレーニングに励み、ホームステイや1人暮らしにも挑戦。「短い期間行かせてもらって、(経験が舞台に)活かせればいい。何本も舞台を観て、数多くの話を聞いて、取り組み方に変化が出た」と満足気に振り返りつつも「半年近く仕事をしてなかったので…」と不安な面も覗かせた。

 ユダヤ人のシャイロックを演じる市村は「ユダヤ人はニューヨークで宝石を扱っていて、舞台では宝石をいっぱい失いますが、(演出の)グレゴリー・ドーランからいっぱい宝石を奪いたいと思う」と不適な笑み。藤原も「素敵な宝石をいっぱい頂きたい」と便乗し、笑いを誘っていた。

 シェイクスピアの書いた37の戯曲の中で最も人気の高い今作は、天王洲銀河劇場にて8月17日(金)から9月30日(日)まで、兵庫県立芸術文化センターにて10月4日(木)から7日(日)まで公演。

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