2008年02月22日 18時00分

ブリトニーの財産を巡ってドロ沼化

 ポップ・スター、ブリトニー・スピアーズ本人が気づかないうちに、誰が彼女の財産管理をする成年後見人となるかが争われており、連邦裁判所まで上訴されている。

 米ピープル・マガジンによれば、ブリトニーが精神病院に入った際に、彼女の財産と行動を管理するのは、父親のジェイミー・スピアーズと決められたが、それをよしとしないブリトニーの弁護士、ジョン・エルドリーが連邦裁判所で判決を再検討してもらうよう上告していた。

 2月19日には、それを受けた判事が「今月の29日までに何故連邦裁判所で判決を下さないといけないのかを理由を挙げて提出するように」とエルドリーに伝えた。「ブリトニーは自分自身の自宅で父親に監禁されている」とエルドリーは父親に制限されている現在のブリトニーの生活について、人権侵害だとして戦う決意を訴えている。

 しかし、ブリトニー父も負けてはおらず、エルドリーに対して弁護士代の2万7千ドルは払ったはずで、すべて決着はついたと一歩も引く気はない。ブリトニー父の弁護士はエルドリーに対して、父親が後見人になり財産を管理するという結果に満足し受け入れてもらいたいと要請している。

 1億ドルと言われる財産をめぐって、ドラマチックに展開されていく争いにまったくお構いなしのブリトニー本人は、今週も下着をつけていない姿が話題となるなど下着の着用までは“管理”されていないようだ。(たさいちやこ)

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