2008年06月12日 16時00分

ヒース・レジャーの奨学金財団が設立される

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 今年1月に複数の薬物摂取による急性中毒で享年28歳という若さでこの世を去った俳優ヒース・レジャー氏の生前の功績を称え、奨学金財団が設立されることになった。5日にビバリーヒルズで行われた、オーストラリア・ブレークスルー映画賞授賞式の席で映画監督のグレゴール・ジョーダン氏が発表した。

 “ヒース・レジャー奨学金財団”は、オーストラリアで苦労している若き才能のある若者を助けることが目的。奨学金の内容は、1年に1度オーストラリアの才能ある若い俳優を選出し、ハリウッドでキャリアをスタートさせるチャンスを与えるものだと言う。早速、来年からスタートすることになる。

 ヒース氏とは99年の『トゥー・ハンズ 銃弾のY字路』で一緒に仕事をして以来の友人であるグレゴール氏は、「この計画は沢山の人々からの寄付で運行する。すでに何名か興味があると名乗りをあげている人もいる。私はミシェル・ウィリアムズとも話をした。ヒースの元パートナーで彼の子どもの母である彼女は最初の寄付をさせてもらうのはとても名誉でうれしいことだと言ってくれた」とコメントしている。

 なお、ヒースのジョーカー役が絶賛される最新作『ダークナイト』は8月9日より全国公開される。(たさいちやこ)

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