2008年07月30日 10時00分

今年の夏休みは「家でゆっくり過ごす」派が約4割

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 朝から晩まで駆け回り、長期休暇を満喫していた子供時代・・・だが大人になるとそうはいかない。たとえ休みがとれても希望通りでなかったりして、なかなか上手く事は運ばない。そんな状況下、やっと手にした貴重な休みをあなたならどのように過ごす? オリコンが20代〜40代の男女に『今年の夏休みにすること』についてアンケート調査(複数回答可)を行ったところ、1位には【家でゆっくり過ごす】(38.1%)がランクインした。

 約4割が【家でゆっくり過ごす】と答えているが、その理由には「外出するとお金がかかるから」(大阪府/40代/女性)と、ガソリン・物価高騰などが影響してか、資金不足を要因とする声が多かったほか、「どこへ出かけても混んでいるだろうから……」(静岡県/40代/女性)、「仕事が忙しくて家でゆっくりする時間がないから」(愛知県/30代/女性)のように、家で体力の回復に努めたいと考えている人が目立った。

 第2位は【泊まりで国内旅行に行く】(28.0%)ことで、「現実逃避したい!」(秋田県/30代/男性)、「仕事を忘れてリフレッシュしたい」(秋田県/30代/男性)のように、私生活を忘れて楽しみたいという意見が寄せられた。また、「なかなか、友人と旅行も行けないからこの機会に」(三重県/20代/女性)と、頻繁には会えない友達と有意義な時間を過ごしたいというコメントも。

 続く3位は、夏の風物詩である【花火大会に出かける】(23.9%)こと。「これを見ないと夏じゃないから!」(東京都/20代/女性)、「夏の欠かせないイベントになっている」(千葉県/20代/女性)というように、夏を感じるための恒例行事にしているという人が多かった。そのほかでは、4位に【里帰りをする】(21.7%)、5位に【海に出掛ける】(21.6%)、6位には【家族や子供と過ごす】(20.2%)がランクインし、夏らしいほのぼのとした光景がうかがえる結果となっている。

 意外にも【家でゆっくり過ごす】人が多いことがわかった今回の調査。「家の中でゆっくり音楽を聴いたり、本を読んだり、DVDを観たりしたいです」(福岡県/20代/女性)と、教養を高めたいという声も少なくない。どこへ出かけても猛暑・混雑というケースの多いこの季節は、ゆっくり過ごせる“家の中”が隠れた人気スポットかも?

(6月26日〜6月30日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の20代、30代、40代の男女、各150人、合計900人にインターネット調査したもの)


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