2008年10月21日 08時00分

「犬にしか聴こえない音」も収録された愛犬と聴くCD

見つめる方向までビートルズの『レット・イット・ビー』にそっくり  [拡大する]

見つめる方向までビートルズの『レット・イット・ビー』にそっくり 

■その他の写真ニュースはこちら

 「愛犬と飼い主の心の絆に、新しい習慣の提案」をテーマに、愛犬と一緒に聴くCD『dog days』が制作され、22日(水)に発売される。獣医学の最高学府、麻布大学教授陣が、犬と音楽についての臨床実験を行い、犬にやさしい音源を追求。それを踏まえて音楽家の鳥山雄司がクラシック音楽を中心に選曲したもので、犬にしか聴こえない音も収録されている。ビートルズのパロディのアートワークはちょっとした遊び心だが、見つめる方向までオリジナルとそっくりにするこだわりは、飼い主までも楽しませてくれそうだ。

 「飼い主が愛犬に話しかけながら楽しんで頂く」というコンセプトで作られた『dogdays』のプロデューサー三島由裕氏は、「麻布大学獣医学部の太田(光明)先生の協力の下、犬にとってリラックス効果のある曲を中心に選曲した」と説明。さらに犬が安らぐだけでなく“ワクワク”する要素についても言及し、「10曲のうち2曲には犬にしか聴こえない周波数帯の音源も入っています」と明かす。臨床実験で、この14〜20キロヘルツの音源に犬が敏感に反応し、ワクワク感を醸し出すことがわかったという。

 選曲を担当した音楽家の鳥山雄司は「聴きはじめると、ワンちゃんたちの表情もより穏やかになる。そんなCDになるように願っています」とコメントを寄せている。飼い主が愛犬に日ごろの思いを語りかけながら一緒に聴くのが一番良い聴き方とのことだ。なお、CDのインナージャケットには、一般公募で選ばれた飼い犬の愛らしい写真で溢れており、犬好きにはたまらない内容となっている。同CDは、22日(水)に発売。

タグ
CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について