2008年11月13日 06時00分

グループサウンズは永遠に…日劇で一夜限りの“GS同窓会”

ザ・ゴールデン・カップスのマモル・マヌー  [拡大する]

ザ・ゴールデン・カップスのマモル・マヌー 

■その他の写真はこちら

 女優・栗山千明主演の音楽映画『GSワンダーランド』の公開を記念し12日(水)、東京・有楽町の日劇1で『一夜限りの日劇GS復活祭』が開催された。60年代を席巻したGS(グループサウンズ)の聖地と呼ばれた同会場に往年の人気グループが集結、司会をモト冬樹が務め、さながら“同窓会”ともいえる時間を共有した。今月10日に食道がんで亡くなったデイブ平尾さんがボーカルを担当したザ・ゴールデン・カップスのマモル・マヌーらも来場し、平尾さんの死を惜しんだ。

 文字どおりGSを舞台にした同作にちなみ、その時代を謳歌してきた2人をはじめ、ザ・ジャガーズの岡本信パープル・シャドウズ今井久、綿引則史、ザ・ビーバーズ成田賢、エドワーズの大石吾郎らが集結。綿引は「こういう顔合わせは元気が出る」と顔をほころばせ、成田も「同窓会みたいだね」と声を弾ませた。

 レッドカーペットの途中で、デイブさんについてコメントを求められたモトは「かわいがってもらってたので、ショック。残念です」と無念の表情。マモルも「未だに信じられない。今でも生きてると思ってる。僕にとっては小学校からの付き合いでしたから。言葉はないですね…」と目に涙を浮かべながら、故人を偲んだ。

 その後行われた舞台あいさつでは出演者の栗山、石田卓也をはじめ水嶋ヒロ浅利陽介らが登壇。劇中でマッシュルームカットとタイツ姿を披露している水嶋は「タイツは恥ずかしかった。モコっとするところもいくつかあったけど、脱ぐ時の快感がたまらなかった」と“何か”に目覚めた様子で、笑いを誘っていた。

 聖地・日劇のステージに立つべく、音楽に青春を捧げた4人の若者を描いた映画『GSワンダーランド』は11月15日(土)より公開。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について