2009年01月20日 20時00分

小学館漫画賞決定 『クロスゲーム』『岳〜みんなの山』などが受賞

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 小学館は20日(火)、『第54回 小学館漫画賞』の最終審査を行い、受賞作を発表。児童向け部門にやぶうち優氏の『ないしょのつぼみ』(小学5年生)、少年向け部門にあだち充氏の『クロスゲーム』(週刊少年サンデー)、少女向け部門に桜小路かのこ氏の『BLACK BIRD』(ベツコミ)、一般向け部門に石塚真一氏の『岳〜みんなの山』(ビッグコミックオリジナル)が選出された。

 「児童向け」、「少年向け」、「少女向け」、「一般向け」の各部門において“もっとも優れた作品”を発表したマンガ家に贈呈される同賞は、昭和30年以来毎年開催。過去には故・赤塚不二夫氏の『おそ松くん』、楳図かずお氏『漂流教室』、さいとう・たかを氏『ゴルゴ13』、富樫義博氏『幽☆遊☆白書』、井上雄彦氏『SLAM DUNK』などが受賞している。

 選考方法は各部門に審査委員、マンガ家、評論家、雑誌・新聞編集者、関係文化団体、書店関係者のほか、一般読者の推薦などから候補作品を選出。その後、審査委員が推薦・選評したのち、最終審査委員会を開いて受賞作を決定している。なお、今回の審査委員は赤石路代氏、尾瀬あきら氏、角田光代氏、かわぐちかいじ氏、鴻上尚史氏、弘兼憲史氏、やまざき十三氏が務めた。

 贈賞式は3月3日、都内にて開催。受賞者には、正賞として彫刻家・中野滋氏が製作したブロンズ像「みのり」と、副賞100万円が贈られる。

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