2009年04月14日 16時00分

「人生ゲーム」最新版、“裁判員制度”、“ETC休日割引”追加

23日に発売される、『人生ゲーム極辛(ごくから)』(タカラトミー) (c)1968,2009 Hasbro.All Rights Reserved (c)1968 2009 TOMY  [拡大する]

23日に発売される、『人生ゲーム極辛(ごくから)』(タカラトミー) (c)1968,2009 Hasbro.All Rights Reserved (c)1968 2009 TOMY 

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 ロングセラーボードゲーム「人生ゲーム」シリーズの最新作が23日(木)に発売される。発売元のタカラトミーが14日までに発表した。発売時期の世相や社会現象を反映させた“マス目”の指示の面白さが毎回話題を呼び、シリーズ46作目となる今作『人生ゲーム極辛(ごくから)』は、“世知辛い世の中を生き抜くこと”がテーマ。従来商品より1.5倍のボードサイズになり、5月から始まる裁判員制度や、「どこまで行っても1000円」というお得感で注目を集めるETC休日割引など、2009年話題の言葉がボード上に並ぶ。

 高度経済成長期の68年9月に発売された「人生ゲーム」は、“ボードゲームの定番”としてファミリー層を中心に支持を集めており、今年でシリーズ46作目。これまでの累計販売数は約1200万個を越える。

 最新作では、「結婚前に妊娠」、「株価乱高下」などでプレーヤーを翻弄。そのほか、「メタボ改善のためにスポーツクラブへ通う」、「ゲリラ豪雨に負けない雨具を考案」といった“世相を反映する言葉”が随所に盛り込まれている。また、渦巻き状のマス目“スパイラルゾーン”では、ハードコースとノーマルコースを設置。プレイ中に発生する出来事により、人生の明暗が明白になる“世知辛さ”だ。

 “極辛”という言葉通りハードな言葉が並ぶ同商品だが、同社は「そんな時代だからこそ“夢や希望を叶える”チャンスにもスポットを当てた」と語る。随所にある“ギャンブルマス”ではキャリーオーバー制を採用。そのほか、「子どもが埋蔵金を発見!」という、一攫千金の内容も含まれているほか、宝くじのチャンスも用意されている。

 『人生ゲーム極辛』は価格3990円(税込)。全国百貨店、量販店、玩具販売店で発売される。

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