2009年12月24日 17時45分

ビートたけし、一人司会だと番組“漫談大会”化? 「放送コード破っちゃう」

ビートたけし (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ビートたけし (C)ORICON DD inc. 

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 タレントのビートたけしが24日、都内のスタジオでABC・テレビ朝日系新番組『たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学』(1月12日 後7:00スタート)の会見を行った。“家庭で楽しい健康法”がテーマの同番組で司会を務めるたけしは、「一人(の司会)だと単なる漫談大会になって、放送コードを突き破っちゃう!」とサジ加減が難しいといった様子。また番組内容と絡めて、自身のストレスを聞かれると「なかなかカミさんが死なないことだなぁ〜」と、相変わらずのブラックジョークで笑いを誘った。

 名医と共に家庭で楽しく実践できる健康法を提案していくたけしは「俺だって、映画撮影の前は5kg減量したりもする。でも、一番は高い服などを買うことかな?」とストレス解消法を披露。そして「そういう点で言えば、衣料の安売りがブームなのは健康に良くない」と続けた。同番組の前身となった『本当は怖い家庭の医学』(今年12月に終了)では、山田邦子が収録中に乳がんの早期発見のきっかけを掴むなど効果を示したが、「(今回は視聴者が)もっと気楽に医者に行けて相談できるような番組になればいいよね」と意気込みを語った。

 もっとも、たけし自身のストレスは前述のジョークはさておき、本音は不況などの影響でコストカットが如実に出ているバラエティ番組だという。たけしはこれについて、「(バラエティは)ムダを笑うということなのに(制作費が削られて)今は会話でもたせないとダメ。(似せる意識が無くても)一緒のような番組ができてしまうんだよな……」と寂しげな表情をのぞかせ、テレビ業界を取り巻く厳しい現状を嘆いていた。

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