2009年12月28日 09時00分

最も活躍した“今年の顔”、1位は石川遼 〜史上最年少の賞金王に賛辞

史上最年少で賞金王となった1位の石川遼 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

史上最年少で賞金王となった1位の石川遼 (C)ORICON DD inc. 

■2009年最も活躍した“今年の顔”TOP10

 2009年は米国のオバマ新大統領就任に始まり、春はWBCの2連覇、そして夏には50年以上続いた自民党政権から民主党への政権交代劇など、芸能界にかぎらず、スポーツや政界でも劇的な出来事が相次ぎ、メディアを騒がせた1年だった。そこでORICON STYLEでは、2006年からスタートし、今年で4回目となる『2009年 今年の顔』ランキングを発表。1位には今月7日に史上最年少で“賞金王”に輝いたプロゴルファー【石川遼】が選ばれ「これからのスポーツ界を背負って立つ人間」(神奈川県/20代/男性)と賛辞が贈られた。2位には“こども店長”こと俳優【加藤清史郎】、3位にお笑いコンビ【オードリー】が続き、この1年で大きな飛躍をみせた旬な面々が名を連ねた。

 “ハニカミ王子”の愛称でゴルフ界のアイドル的存在で知られる石川が、プロに転向したのは2008年1月。史上最年少16歳という若さでプロとしてグリーンに立ち、米国の「マスターズ トーナメント」出場など、次々に“最年少記録”を塗り替えてきた。「あの年齢であの成績、そしてあのコメント。非の打ち所がない」(静岡県/20代/男性)と、謙虚かつ紳士的な言動でも評価が高い。

 その石川が今年最後、最も注目されたニュースといえば、18歳での“賞金王”獲得だ。「年齢もあまり変わらないのに、世界でプレーできるところを尊敬する」(埼玉県/10代/男性)と、同世代からも尊敬の念。低迷がささやかれてきたゴルフ人気に再び火をつけた立役者ともいえる。25日には『日本プロスポーツ大賞』を2年連続受賞しており、来年はどのような活躍を見せるのか? 可能性は無限といえそうだ。

 続く2位には、NHK大河ドラマ『天地人』で主人公・直江兼続の幼少期“泣き虫”与六を熱演した加藤清史郎が登場。「ワシはこんなとこ来とうなかった!」というセリフで視聴者のハートを打ち抜き、今年はCM、ドラマ、映画に引っ張りだこ。トヨタ自動車のCMで演じる“こども店長”は、今年の流行語大賞にもノミネートされる人気ぶりだ。「顔を見ない日はないぐらい、テレビでよく観た」(茨城県/30代/女性)というコメントが示す通り、彼のコメントやその愛らしい仕草が連日報道され、まさに一挙手一投足が話題を呼んだ1年だった。

 そして昨年の『M-1グランプリ2008』から大躍進を続けるお笑いコンビ・オードリーが3位にランクイン。ボケ担当・春日俊彰の持ちネタ“トゥース”が流行し、ツッコミ・若林正恭のブレインとしての力量も高評価。今年はバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)を始め、数々のレギュラー番組を抱え“人気芸人”への仲間入りを果たした。

 また今年は、スポーツ選手の活躍が特に注目された1年だった。5位には米メジャーリーグ・シアトルマリナーズで活躍し、“9年連続200本安打”を達成した外野手【イチロー】や、WBC(ワールドベースボールクラシック)で2連覇、さらにセリーグ優勝、日本シリーズ優勝を成し遂げた【原辰徳】監督も6位にランクインしている。筋書きのないドラマはより大きな感動を呼び、多くの視聴者の心に刻まれたようだ。芸能、スポーツ、そして政界から、来年はどよのようなニュースが飛び込んでくるのか? 来年はどんな“顔”がTOP10入りを果たすのか? 楽しみは尽きない。

【調査概要】
調査時期:12月9日(水)〜12月11日(金)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女、各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査


着うた(R)/着うたフル(R)
 加藤清史郎オードリー




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