2010年02月19日 17時45分

桃井かおり、LAのレッドカーペットで存在感 映画『イエロー・ハンカチーフ』プレミア

映画『イエロー・ハンカチーフ』のLAプレミアに登場した桃井かおり(C)Kaori Suzuki  [拡大する]

映画『イエロー・ハンカチーフ』のLAプレミアに登場した桃井かおり(C)Kaori Suzuki 

■その他の写真ニュースはこちら

 女優・桃井かおりが現地時間18日、米国・ロサンゼルスで行われた映画『イエロー・ハンカチーフ』(ウダヤン・プラサッド監督)のプレミア上映会に参加し、映画ファンやメディアが取り囲むレッドカーペットで存在感を示した。同作は、日本映画史に残る名作『幸福の黄色いハンカチ』(1977年、山田洋次監督)をリメイクしたもの。桃井は「オリジナルとはまた違って現代的になってるんですけど、心根が一緒。日本人にはたまらない映画になっていると思います」と日本のファンに向けてコメントし、「ぜひ2本続けてごらん下さい。使用前使用後のような桃井がそこにおりますが」と笑った。

 桃井の特別出演は、山田監督との親交も厚い同作のプロデューサー、アーサー・コーン氏のオリジナル版へオマージュを捧げる想いが込められている。一方、桃井はリトアニアなどの共同製作映画『AMAYA』(マリス・マーティンソン監督)を撮り終えたばかりで、イェン・チャオ監督、河瀬直美プロデュースの主演作『光男の栗』の公開が控えるなど、国際派女優として活躍の幅を広げ始めていたところ。同作への出演は桃井にとってもグッドタイミングだった。

 同作は刑務所から出所した男が妻の元に戻る――というプロットはそのままに、舞台を北海道からアメリカ南部に移して、偶然出会った男女3人が旅をともにする。高倉健が演じた主人公をアカデミー賞俳優のウィリアム・ハートが演じ、武田鉄矢が演じた青年の役回りでイケメン若手俳優エディ・レッドメインが出演。桃井かおりが演じた朱美役に相当する、明るく振舞いながらもどこか愁いを秘めた若い娘役を『トワイライト』シリーズのヒロイン、クリステン・スチュワートが演じる。

 26日より全米公開(現地時間)、日本公開は6月26日より東京・東劇ほかにて公開。オリジナルの『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』も4月10日より全国で順次公開される。

【2010年公開 映画特集】
テレビ発“THE MOVIE”作品目白押し
やってきた? 音楽映画ブーム
洋画の注目作品が続々と公開

映画インタビュー記事一覧 
取れたて情報満載! 「映画」関連ニュース一覧

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について