2010年02月24日 15時00分

日本経済新聞の「電子版」、3月23日よりスタート

3月23日よりスタートする『日本経済新聞 電子版』  [拡大する]

3月23日よりスタートする『日本経済新聞 電子版』 

■その他の写真ニュースはこちら

 日本経済新聞社は24日、Web上に『日本経済新聞 電子版(Web刊)』を3月23日よりスタートさせると発表した。現在展開している『NIKKEI NET』を継承し発展させるもので無料でも利用できるが、すべてのコンテンツや機能を利用するには日経新聞定期購読者は月額税込1000円、電子版のみの購読者は同4000円が必要、同社は「本格的な有料のインターネットメディアを通じ、良質なジャーナリズムの維持・発展に努めるとともに、新聞事業の更なる拡大を目指してまいります」としている。

 同サイトでは日経新聞の朝刊・夕刊の」最終版記事全文のほか、24時間体制で取材・編集した最新ニュース、グループ会社が提供する専門情報やデータ、映像が中心。同社は電子版創刊の意図についてインターネットの普及のほか「次世代を担う若年層の中には紙に印刷された記事を読むよりも、映像視聴やデータ取得のほか読者投稿も簡単にできるインターネットでのコンテンツ閲覧を好む傾向も見受けられる」ことを挙げ、“21世紀の新しいメディア”として「読者のビジネスシーンやライフスタイルにあわせたコンテンツの読み方や使い方を提案し、仕事や生活に役立つメディアとなる」としている。

 有料会員には一人ひとりの読者の興味や関心を分析して適切な記事を選んで届ける「おすすめ」機能や、登録したキーワードを含む記事が配信されると自動表示する「自動記事収集」機能なども提供。また、有料会員は携帯電話で利用できるほか、電子書籍端末やデジタルテレビでの提供も検討する。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について