2010年03月06日 10時00分

優秀コピー選出「第47回宣伝会議賞」グランプリは『部長が目にしみる。』

『第47回宣伝会議賞』贈賞式の様子(5日都内)  [拡大する]

『第47回宣伝会議賞』贈賞式の様子(5日都内) 

■『第47回宣伝会議賞』受賞作一覧はこちら

 宣伝会議社は5日、日本最大規模の広告賞『第47回宣伝会議賞』の受賞作を発表した。グランプリに選ばれたのはシービック社が発売している消臭・制汗剤ブランド「デオナチュレ男」シリーズの広告コピー『部長が目にしみる。』。そのほか、コピーゴールド賞1点、CMゴールド賞1点、シルバー賞7点も選出された。

 この広告コピーを制作したのはコピーライターの遠藤元宏氏(34)で、企画の意図について「自分では気づかない男性のにおいが周りには迷惑をかけていることを表現しました」とコメント。最終審査会での選評では「大人のにおいは、他人にとっては強烈なにおいであるように、強烈なコピー」と絶賛された。

 同賞は企業から出題された広告コピーやCM企画の絵コンテを一般から募集し、クリエイティブディレクター、コピーライターからなる審査員計96名によって決定。今回は過去最高となる32万1614作品の応募があった。なお、過去には糸井重里氏(1973年・第11回金賞)、林真理子氏(1979年・第17回銀賞)なども同賞を受賞しており、“コピーライター・クリエイティブディレクターへの登竜門”ともいわれている。

 今回の贈賞式レポートは4月1日発売号の『宣伝会議』に掲載。また、次回募集は9月発売の同誌で告知される。







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