2010年03月21日 10時00分
勧めたくなるマンガ原作ドラマランキング、1位「のだめカンタービレ」
原作の世界観をそのまま実写化したことが支持の要因、1位「のだめカンタービレ」
■実写化ドラマランキングTOP10
週刊エンタテインメント誌『オリ☆スタ』は、19日発売の3/29号で『実写化エンタメランド 2010』と題してマンガを原作とした実写版ドラマ、映画特集を掲載。2008年、09年で放送されたドラマの中から“必見!”と、周囲に薦めたくなる作品TOP10を発表した。その結果、1位は音楽コミックとして不動の人気を誇る【のだめカンタービレ】(フジテレビ系)、2位は不良少年と熱血教師が織り成す青春ドラマ【ROOKIES-ルーキーズ-】(TBS系)、そして3位には異色ミステリー【ライアーゲーム】(フジテレビ系)がランクインした。上位3作はいずれもドラマとしても爆発的な人気を獲得し、その後映画公開となった話題作ばかり。“原作の世界観をこわさないで”というファンの想いに応えた秀作が出揃った。
1位は“オレ様”王子・千秋と、自由奔放なのだめの成長を軸に、クラシック音楽家を目指す若者達の夢と葛藤を描いた『のだめカンタービレ』。実写版では主人公を演じた俳優・玉木宏&上野樹里コンビをはじめ、アフロヘアのオカマ・真澄ちゃんをイケメン俳優・小出恵介が演じるなど、旬な俳優たちが原作の世界観と一切ブレのない“のだめ”ワールドを見事体現。「コミックの面白さがそのまま残っている」(栃木県/18歳/女性)と絶賛されている。
そして2位には森田よしのり氏原作の青春マンガ『ROOKIES-ルーキーズ-』がランクイン。実写版では俳優・佐藤隆太が熱血教師を体当たりで演じ、生徒役の市原隼人をはじめ城田優、佐藤健、五十嵐隼士ら多くのイケメン若手俳優たちも同作で一躍その名を全国に知られることになった。続く3位には女優・戸田恵梨香と松田翔太が異色のミステリーを繰り広げる【ライアーゲーム】が支持されている。
このほかにも現代から幕末の過去へタイムスリップしてしまう、医療系コミック【JIN-仁-】(TBS系)が6位に浮上しており、こちらはTOP10中、唯一の時代劇作品。ドラマ最終回の平均視聴率が25.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という高視聴率で有終の美を飾り、来年には映画公開が決定していることから、こちらも大ヒットを予感させる。
原作コミックの人気が高ければ高いほど、実写化は難しいとされ、またその向かい風に立ち向かうスタッフや役者たちの力量も問われるところ。しかし、コミックの世界観を残しつつ、実写ならではの生き生きとしたキャラクターたちの姿が、さらに深く原作ファンの心をつかんだようだ。
【調査概要】
調査時期:2010年2月23(火)〜2月25日(木)
調査対象者:合計500サンプル(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の16歳〜29歳の男女。女性300名、男性200名)
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
>>エンタメ特集“のだめカンタービレ”
■上野&玉木が語る『“のだめと千秋”とともに絆を深めた3年間』
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上野樹里|玉木宏