2010年04月29日 10時30分

アジア初の旗艦店「FOREVER 21銀座店」オープンに1000人 幅広い年齢層が行列作る

スタッフの拍手で迎えられる「FOREVER21」オープン時の来店者たち(C)ORICON DD inc.  [拡大する]

スタッフの拍手で迎えられる「FOREVER21」オープン時の来店者たち(C)ORICON DD inc. 

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 “ファストファッションの銀座出店”、“百貨店テナントに進出”という話題性で注目を集めている米国発の低価格衣料品店「FOREVER 21」のアジア初旗艦店「XXI at GINZA by FOREVER 21」(フォーエバー21銀座店)が29日、オープン。10代から年配者まで幅広い世代のファン約1000人が開店前からつめかけ、松坂屋銀座店周辺には行列ができた。同店は松坂屋銀座店の1〜5階の一部フロアで展開。ファストファッションの銀座出店と、テナント総面積約930坪という広大な売り場が話題に。銀座という立地を考慮して原宿店よりも少し上の年齢層を意識し、レディース、メンズウエアのほか、日本で初めて子ども服も販売する。

 10時から開始されたオープニングセレモニーにはFOREVER 21社のドン・チャン会長、ローレンス・H・マイヤー副社長のほか、奥田務Jフロントリテイリング会長、茶村俊一同社社長、山本良一大丸松坂屋百貨店社長など、“百貨店・松坂屋”のトップたちも顔を揃えた。また、店頭に長く連なるファンには先着2000名にスペシャルプレゼントを進呈。テープカット後、長時間銀座の街で開店を待ちわびていたファンたちはスタッフの拍手に出迎えられ店内に吸いこまれていった。

 昨年4月29日に原宿店をオープンし日本上陸を果たした同ブランドは、約1か月以上にわたって連日1キロメートル以上の入店待ちの列が続き、11月には世界最速で“延べ来店客数300万人”を突破。デフレ化が進行する中、最旬アイテムが揃うトレンド性と“1万円で全身のアイテムが揃う”をキーワードにした格安感でファンを増やしていった。

 同ブランドは今後、5月にららぽーと TOKYO-BAY(千葉県船橋市)、新宿店をオープンさせ、日本国内での展開を加速させていく。

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