2010年07月12日 20時00分

昭文社が9年ぶりに大判道路地図帳『マップル』を限定復活

昭文社が9年ぶりに限定復活させたB4サイズの大判道路地図帳『Mapple全日本版』  [拡大する]

昭文社が9年ぶりに限定復活させたB4サイズの大判道路地図帳『Mapple全日本版』 

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 昭文社は12日、1984年から2001年まで発行していたB4サイズの大判道路地図帳『Mapple(マップル)』の復活版『Mapple全日本版』を、20日より発売すると発表した。同企画は創業50周年を記念して展開されるもので、1980年当時の表紙と地図意匠、ページ構成などを再現しつつ、地図の内容は最新のデータを掲載している点が特徴。また、表紙には同地図帳のトレードマークだった“りんご”があしらわれている。

 「“地図”は“りんご”のように新鮮で品質の良いものでなければならない」という意味が込められている同地図は、大きな判型と見やすいページ構成が特長。創刊当初は“ドライブのお供”として重宝されていたが、カーナビゲーションシステムの普及もあり2001年を最後に発行を見合わせていた。現在、「マップル」のブランドはその他の地図や旅行ガイドブック、Webやモバイルサイト、カーナビ用データなどに活用されている。

 復活版は縮尺25万分の1、160ページで全国を網羅。同社は「紙の地図ならではの一覧性の良さが生かされた、今でも十分ドライブに役立ち、また、眺めるだけでも楽しい地図」として、同地図のファンに向けてアピールしていく。

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