2010年12月09日 15時30分

2010年変わり雛お披露目 特別製作は「海老蔵・麻央雛」

直前の“騒動”で苦笑いでの披露となってしまった『祝ご結婚 海老蔵・麻央雛』 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

直前の“騒動”で苦笑いでの披露となってしまった『祝ご結婚 海老蔵・麻央雛』 (C)ORICON DD inc. 

 日本人形メーカーの東玉は9日、年末恒例の『変わり雛』を都内で報道陣にお披露目した。同企画は1980年から続いており今回で30回目。一般から今年印象に残った出来事を募集し上位5点を選定しており、今年は「菅政権」、「サッカーW杯南アフリカ大会」、「猛暑」などをモチーフに製作された。また、今年は歌舞伎俳優・市川海老蔵とフリーアナウンサー・小林麻央の結婚を祝う雛人形を特別に製作。海老蔵のトラブルとそれに伴う無期限謹慎が世間を賑わす中での発表となり、苦笑いを浮かべながらの作品紹介となった。

 特別製作の『祝ご結婚 海老蔵・麻央雛』は、市川家の五月人形を同社が製作していることもあり、結婚発表があった時から製作を決定。11月から製作が開始され、途中でトラブルが起こったもののお蔵入りにはせず、「応援の意味も込めて」(同社)お披露目することにしたという。なお、人形は披露宴のときの洋装姿をモデルにしているが、背景は千葉・成田山での結婚報告参拝の様子を再現している。

 2010年変わり雛の投票結果は1位が「菅政権」、2位「チリ鉱山」、3位「サッカーW杯・サムライブルー」、4位「猛暑」、5位「相撲賭博問題」となったが、国内の話題を製作するという方針により「チリ鉱山」は見送られ、6位にランクインした「ノーベル賞 日本人受賞」が製作されている。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。