2011年02月08日 10時00分

静電気発生率が高い地域は関東・四国など太平洋側に集中

「静電気例年に比べて多いと思う?」都道府県別調査結果(出典:ウェザーニューズ)  [拡大する]

「静電気例年に比べて多いと思う?」都道府県別調査結果(出典:ウェザーニューズ) 

 各地で乾燥注意報が発令されているが、空気が乾燥する冬に起こりやすいのがバチッ!という衝撃で憂うつな気分にさせる静電気だ。ウェザーニューズが7日に発表した「全国静電気調査」によると、「静電気の発生回数が例年と比べて多い」と感じている人は関東や四国など乾燥が続く太平洋側に集中。「少ない」と感じていた人は大雪に見舞われている東北の日本海側が北陸、山陰などに集中した。同社は「日本海側は雪で太平洋側では冬晴れという、冬らしい冬ほど静電気の地域差が現れるようだ」としている。

 同調査は全国1万6078人のユーザーを対象に実施。「今年の静電気は例年に比べて多いですか?少ないですか?」という質問いは「少ない」が34.0%、「多い」が31.6%、「同じくらい」が25.0%、「わからない」が9.4%。“多い・少ない”の全国平均は拮抗していたが、太平洋側の乾燥したエリアと大雪が降ったエリアで大きく分かれたという。

 また、1週間で静電気を感じた回数は、一人あたり平均104回という結果に。都道府県別では最も発生回数が多かったのは茨城県(173.3回)、2位が群馬県(154.2回)、3位が栃木県(151.3回)、4位が千葉県(150.9回)、5位が埼玉県(142.4回)となり、TOP5を関東エリアが独占した。同社は例年冬に乾燥しやすい東海エリアが上位に入らなかったことについて「今シーズンは北陸から雪雲がたびたび流れ込んだ影響で比較的空気中の水分が多くなり、静電気の発生が抑えられたようだ」と分析している。

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