2011年05月19日 10時00分

スピルバーグ監督初の3D映画『タンタンの冒険』 完成間近の特報映像公開

スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』第1弾ポスタービジュアル&特報映像を公開  [拡大する]

スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』第1弾ポスタービジュアル&特報映像を公開 

■本国アメリカよりも先に特報映像を初公開!

 映画監督生活40年目を迎えるスティーブン・スピルバーグ監督が、初めて3D映画に挑戦した最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(12月1日公開)の映像が全世界に先駆け、日本で初公開された。タンタン役を演じるのは、『リトル・ダンサー』のビリー役で主演・映画デビューした英俳優ジェイミー・ベルのはずだが・・・!?、日本の漫画ともアメリカンコミックとも異なる、フランスやベルギーの漫画(バンド・デシネ)の質感を演出した映像で、期待感をあおっている。

 同作は、世界の80ヶ国語で翻訳されているベルギー生まれの人気コミック『タンタンの冒険』シリーズがベースになっており、スピルバーグ監督は29年前から映画化を願い続けていたという。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン、『アバター』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した世界最高峰のVFXポストプロダクション会社WETA(ウェタ)とタッグを組み、最新のCG技術を駆使して原作コミックの世界観とタンタンのイメージを描き出す。

 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役が有名なアンディ・サーキス、『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグとニック・フロストらも出演しているが、詳しい情報は明かされていない。

 1971年にテレビ映画『刑事コロンボ/構想の死角』で監督デビューしたスピルバーグ監督は、翌1972年の『激突!』で評判を呼び、1975年の映画『ジョーズ』で大ブレイク。『未知との遭遇』、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『E.T.』、『ジュラシック・パーク』シリーズなどで映画史にその名を刻み、『シンドラーのリスト』(1993年)ではアカデミー賞作品賞・監督賞をダブル受賞した。監督・製作とも多彩で多作、世界最高のヒットメーカーとして君臨し続けている。『タンタン〜』は2008年『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』以来の監督作品となる。

 特報映像は全国の映画館で20日(金)より、3D版・2D版とも上映が始まる(一部劇場・スクリーン除く)。

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