2012年02月10日 11時16分
東京・埼玉・鹿児島が花粉シーズンに突入
ウェザーニューズは9日、ある一定の花粉飛散量を東京都と埼玉県、鹿児島県で確認したことから、3都県が“花粉シーズン”に突入したと発表した。2月はじめまでの寒気が強かったため、昨年より約1週間遅いシーズン突入となった。
同社は花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機を全国1000ヶ所に設置しているが、2月1日頃から3都県の観測所で花粉に敏感な人に症状が現れる飛散量を確認しているという。
関東地方では2月1日頃に一時的に暖かくなったこともあり、同社はそのタイミングで花粉が飛散し始めたと分析。今後については「ここ数日は寒さが続くため、すぐに大量飛散することはなさそうだが、スギ花粉は徐々に増加し、飛散のピークは関東地方で3月上旬、九州南部では3月中旬となる予想」としている。